使い捨てオーディオブック

via オーディオブック+プレイヤー+ヘッドフォンで34ドルから

今年のセンター試験でも、英語のリスニングに同様のメモリプレイヤーが使われ、受験生は持ち帰らされたという。メモリ別売だけど999円のmp3プレイヤーなんてニュースもあったし。

若い人だと気がついたときからあるのかもしれないが、昔はじめて「使い捨てカメラ」、というものを目にしたとき、何かの冗談かと思ったものだ。カメラ、というのは、日常生活で目にする(生活必需品で無い)ものの中では一、二を争う高級品で、一度使ったら捨ててしまう、などという発想はまったく出てこなかった。カメラの場合はプレイヤーではなくレコーダだけど。

あと、「使い捨てコンタクトレンズ」も最初は驚いた。今では使い捨てじゃないコンタクトを使ってる人のほうが珍しいのではないか。

そんなわけで、高い再生機器に取替え可能なメディアを入れる、のではなく、データのおまけとしてプレイヤーやレコーダをつけてしまう、というのは大きくビジネスを変える可能性があるように思う。

オーディオブックは作るのに人手がかかるから文字の本より高い、というのが過去の常識だったけれど、メモリを含め一式がさらに安くなっていくと、文字の本と逆転するかもしれない。車通勤の多いアメリカでは、書店でオーディオブック(カセットやCD)がそれなりに売られていたし、気がついたら本は読むのではなく聴くのが主流になっている、ということも文化によってはあるかも。

物の(サービスの、も)コスト変動をちゃんと把握せずに、それまでと同じものを作り続けてると足元をすくわれることもあるんだろうな。