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書評: 社内ブログ 導入・運用ガイド

献本していただいたもの 社内ブログ 導入・運用ガイド/木村早苗 著/株式会社ドリコム 内藤裕紀、安藤正樹 監修/技術評論社 社内ブログ・イントラブログ、と言われる、会社の中で(だいたいはインターネットとは切り離され、閉じ […]

献本していただいたもの

社内ブログ 導入・運用ガイド/木村早苗 著/株式会社ドリコム 内藤裕紀、安藤正樹 監修/技術評論社

社内ブログ・イントラブログ、と言われる、会社の中で(だいたいはインターネットとは切り離され、閉じて)運営されるブログシステムについて、豊富な導入例や製品紹介とあわせて、導入や運用のためのノウハウを解説している。

サイボウズ・ラボの親会社のサイボウズも社内ブログシステムを出しており、取り上げられている。

全体的な主張としては、グループウェアではフォーマルなデータしか書かれず、社員のカジュアルなコミュニケーションが推進されないので、社内にブログを持つのがいいですよ、ということか。ブログに限らず、インターネット上でユーザの人気を集めて社内システムに持ってくる話は多い。ソーシャルブックマークやソーシャルネットワーク、Q&Aサイトなどもそのパターンに入る。

コミュニケーションを活発にするためのノウハウに関しては、グループウェア自身も、利用するユーザが社内の一部に限られてしまうと、利用する価値が減ったり、徐々に不活発になっていったりする点は同じことが言える。難しいきっちりした仕組みで使われなくなった社内グループウェアを、簡単に使えることで置き換えてきたサイボウズの企画や開発部署でも、そのあたりの仕組みの工夫などはいつも議論になっているところだ。

そういう意味で、社内の電子的なコミュニケーションを推進したいと思っているシステム導入担当者には役に立つところもあるのではないかと思った。

個人的には、正直言うと、サイボウズのようなグループウェアと社内ブログにはほとんど違いは無いと思っている。トラックバックやランキングのようなギミックはあるかもしれないが、運営の方針次第でグループウェアでカジュアルな社内コミュニケーションは取れるし、サイボウズ自身もそれはできている。

サイボウズも社内ブログは売っているのであまり言っても良くないのかもしれないけど、社内ブログとグループウェアの切り分けみたいなものは、コミュニケーションをかえって分断してしまうのかも、とも。まあ、グループウェアでのコミュニケーションが失敗しているような会社では、一から巻きなおし、という意味でブログをやるのもいいかもしれない。


[書評に関する注意書き]

  • 貰って書いた本についてはその旨記述する
  • このブログはサイボウズ・ラボの社員ブログなので、秋元個人に献本いただいても、何でも自由に書けるわけではない。
  • もちろん、書評以外の他のブログエントリもそうだが、社員ブログではあってもサイボウズ・ラボ全社やサイボウズ・グループの意見を代弁してるわけではない。
  • 献本いただいても必ず読めるわけでも、ご紹介できるわけでもない。読書の速度は遅いので、発売前や発売直後に送っていただいても、ご紹介が半年後になるようなこともある

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