Amazonの賞金1100万円コンテストの勝者はビデオ配信サービスooyala
Amazonの新コンテストは賞金1100万円で9月にご紹介した、賞金10万ドル(約1100万円)のネットサービスコンテストの優勝者が先日発表された。
このooyala(ウーヤラ?)、さすが大賞だけあって、「AmazonのAPIを使ってちょっと遊んでみました」という感じではない。賞金10万ドルだものね。Amazonのブログでの紹介からも、しっかりとしたチームを組んで、かなり真剣にビジネスを考えているように見える。
サイトに行ってもすぐに何か始まるわけではないので、動画サービスといってもYouTubeその他のようなものではない。より高品質の動画配送と、配信した動画の追跡や課金を行なうシステムを、コンテンツを持つ企業にまとめて提供する、というもののよう。
AmazonのEC2、S3のAPIはもちろん使っているし、Queue Service(メッセージキューのウェブサービス)やFlexible Payment Service(Paypalのような支払いサービス)など、Amazon Web Serviceを多用している。だからこそコンテストで勝ったとも言えるけれど。
マッシュアップコンテストとはいっても、一人か二人が思いついたアイデアをちょっと作ってみたら大流行、という感じでなかったのは残念といえば残念。
コンテストの最終決戦に残った7つのネットサービスは、投票サイトでまだ動画で紹介されているので、新しいサービスのアイデアを求めている人はぜひ見てみてはどうだろうか。