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24時間で作られたWigitizeの開発者はiKnow!の関係者

百式で紹介されていた24時間で作られたドットコムサイト『Wigitize』、Diggで2000票近くを集めていたのでネットサービス作成のサンプルとして面白かったのは間違いない。 Diggされた元記事では、デザイン、ソース […]

百式で紹介されていた24時間で作られたドットコムサイト『Wigitize』、Diggで2000票近くを集めていたのでネットサービス作成のサンプルとして面白かったのは間違いない。

Diggされた元記事では、デザイン、ソース管理、Rails/DB開発、HTML, Javascript書き、JSON出力、バックグラウンド処理、API作成、ドメイン名と連絡メール、ホスティングとの契約、公開、SEOまでを手際よく24時間で進めた様子を、使った道具やサービスと一緒に紹介している。

もう一つ面白い話があって、このDominiekさんのブログを読んだり、彼の会社トゥーポイントのサイトを見るとわかるんだけれど、この人はオランダから東京に昨年移ってきており、英語学習SNSとして最近ネットで話題になったiKnow!の開発にも関わっているようなのだ。(顧客リストにiKnow!のセレゴジャパン)

昨年といえば、写真共有サイトZooomrの創業者Kristopher Taleも東京に拠点を移したし、日本の進んだネット環境やモバイル環境、あと日本や東京の何か(文化とか安全? よくわからん。今だと円安も、か)が、何人もの若手ネットサービス開発者の興味をひきつけているのではないだろうか。

Zooomrは日本を拠点に世界へサービス提供するそうだし、iKnow!も英語版(英語利用者に日本語を勉強してもらう、現在と逆方向のSNS)を企画中ときく。

インターネットのサービスなんて、もともとどこからでも世界へ提供できるわけで、もし日本に移り住んで来た彼ら「だけ」が海外向けサービスを成功させたりするようなことがあれば、日本のベンチャーや日本人エンジニアの立つ瀬がなくなってしまいそうだ。

彼らにも成功してほしいし、日本のベンチャーも続々海外進出して、日本がネットサービスの集積地の一つとなるようなことが起こればいいのだけれど。

[追記] iKnow!の人がつかまったので訊いてみた。DominiekさんはiKnow!のバックエンドからフロントエンドまで広く携わっている開発の重要人物、ということだそうだ。