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書評: 新・データベースメディア戦略

献本していただいたもの オープンDBとユーザの関係が最強のメディアを育てる 新・データベースメディア戦略 / 橋本大也、宇佐美進典、潮 栄治、佐藤 崇、山田進太郎 CGMサービスについて、実際にCGMサービスの開発や運営 […]

献本していただいたもの

オープンDBとユーザの関係が最強のメディアを育てる
新・データベースメディア戦略
/ 橋本大也、宇佐美進典、潮 栄治、佐藤 崇、山田進太郎

CGMサービスについて、実際にCGMサービスの開発や運営に関わっている著者が解説するという本。タイトルの「データベース」は、Webサイト側がユーザから集めたデータを蓄積し活用することで新しい価値を生み出しているというCGMの特徴にデータベースが必須であることからついているのだろう。

前の方の章は、日本のインターネットの歴史とその中から成功してきたデータベース重用サービスの解説が多い。個々のサービスについては知っているものもあるかもしれないが、広いジャンルに渡って多くのものが紹介されているので業界の人でも知らなかったものもあるかもしれない。

モバイルや海外のCGMサービス事例などがふんだんに紹介されている。フェースブックやOpenSocialなど2008年初の最新情報についても触れられているため、CGMサービスをやろうとしている人にとっては参考になるのではないか。


[書評に関する注意書き]

  • 貰って書いた本についてはその旨記述する
  • このブログはサイボウズ・ラボの社員ブログなので、秋元個人に献本いただいても、何でも自由に書けるわけではない。
  • もちろん、書評以外の他のブログエントリもそうだが、社員ブログではあってもサイボウズ・ラボ全社やサイボウズ・グループの意見を代弁してるわけではない。
  • 献本いただいても必ず読めるわけでも、ご紹介できるわけでもない。読書の速度は遅いので、発売前や発売直後に送っていただいても、ご紹介が半年後になるようなこともある