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[告知] ITバレー・カンファレンス@まつやま

今見たらはてなブックマークとかも多数ついているけど、本社開発部のCyDNブログで、地方でのソフトウェア開発について書いているエントリが出ている。 サイボウズは創業者が会社を立ち上げたゆかりの地である愛媛にも開発部を設立し […]

今見たらはてなブックマークとかも多数ついているけど、本社開発部のCyDNブログで、地方でのソフトウェア開発について書いているエントリが出ている。

サイボウズは創業者が会社を立ち上げたゆかりの地である愛媛にも開発部を設立していて、そこのチームで一つの製品を開発している。上のブログエントリは、地方で人を集めて開発を行なうことの大変さ、が伝わる内容だ。

上のブログの末尾にもあるけど、そういった地方問題を議論するという目的で、サイボウズ主催のカンファレンスを愛媛でやるそうだ。

僕自身は愛媛とは縁がないけれど、やはり地方(富山)出身で、実家のまわりでのソフトウェア産業が東京とは比べることもできないほど貧相なのは同じ。ネットワーク経由で離れて仕事することも技術的には可能になりつつあるし、大都会だけではない産業の盛り上がりには期待したいと思っている。

今日のMySQL Conferenceでも、たまたまアメリカからのスピーカーとの雑談でテレワーキングの話になって、日本じゃなかなか進まないと愚痴ったんだけど、アメリカでも十年以上前には同じような状況だったと言われた。大きなきっかけがあって変わったわけではなくて、毎年毎月少しずつ意識が変わっていって、今では田舎からリモートで働く選択も普通になったという。タマゴとニワトリというか、個々の会社で場所の縛りが緩くなっていけば、会社自身が地方に存在できるほど人材のほうもばらける可能性もある。極端な例としてはWordPressのAutomatic社のような、全員がリモートという会社も増えるかもしれないよね。

11月22日のこのカンファレンスでは、サイボウズ・ラボ社長の畑や、ウノウの声のでかい尾藤さん(声がでかいのみならずプレゼンも面白い)とかも話すようだ。愛媛在住のプログラマの方にぜひご検討いただければと。→カンファレンスのページ