元祖ペイパーポスト社による有料ツイッター広告がついに開始
6月に個人ブログの方で、 秋元 » 元祖PayPerPostがPay Per Tweetに参入 というニュースを紹介しましたが、ブロガーにお金と引き換えに宣伝記事を書かせるというビジネスの草分けで、そのビジネスの名前「ペイパーポスト」の元にもなったIZEA社(旧PayPerPost社)が、twitterのつぶやきをお金で買うSponsored Tweetsサイトを公開し、活動を開始したようです。 6月の発表時には、#spon というハッシュタグをつけるという宣言だったので、これを機械的にフィルタしてしまえば広告を読まずに済ませられるのではと思っていましたが、今回サイトで「倫理的な問題が無いように、(宣伝であることの)公開機能を提供し、100%宣伝であることがわかるようになります」と紹介しているそのdisclosure engineとやらの説明動画を見ると、広告tweetであることを示すために、9種類もの異なる表記を用意しているようです。
"my sponsor", "my advertiser", "sponsorad", "sponsoring", "sponsor", "brought to you by", "Advertisement:", "Ad:", "#ad"の9個。 ブログやRSSの広告でも、このあたりの「広告であることを示す」表記はいろいろ出ていますが、一社がやるのにわざわざ最初からこれだけの表記を用意するというのは、むしろわかりにくくするためのような気がしてなりません。 実際の広告例が一つ見つかりました。自社広告のようですけど。この自社広告は http://sptwt.com/ というドメインで転送しているようなので、短縮URLを展開した上でこのドメインでマッチさせれば、現時点での広告tweetは見分けられるのかな、と思いつつも、そんなのいくらでも変更できるでしょうし。 歌手や俳優、ウェブの有名人などが何人か参加済ということになっていて、サイトでも大きく取り上げられています。twitterする人のことをtweeters(ツイーター)と呼んでいますね。 Sponsored Tweets Launches: The End of Twitter As We Know It?