ツイッター 140文字が世界を変える
いただいたもの
twitterが最初に日本のユーザーにも知られるようになった2007年春頃からツイッターを使い、ツイッターの利用法やいろいろなツイッターの関連サービスの紹介などをブログで紹介してきた二人のブロガーによる、「ツイッターここまでのまとめ」「ツイッターの今」「企業とツイッター」などについて書かれたツイッター本です。 ここ数ヶ月あたりはツイッター本の出版ラッシュらしく、この本もその中の一冊です。新聞やテレビなどでも「ツイッターとは?」といった紹介がみられるようになった今年、多くの人がツイッターについて知りたい、教えてほしい、と思っているのではないでしょうか。 前半は、ツイッターの歴史や、なぜ今このように盛り上がっているのか、そしてツイッターの基本的な使い方や活用法、周辺サービスなど、ツイッターを始めたばかりの人やこれから始める人にとっての良いガイドブックとなっています。 著者は「クチコミの技術」のお二人でもあるので、第四章(全体の1/7ぐらい)では、企業の成功事例などもインタビューを交えて紹介されています。ブログと同じで、全部の企業がツイッターをやるべき、などとは僕は思いませんが、ツイッターの特性をうまく生かして、新しいチャンネルで顧客とコミュニケーションしたい、という企業であれば、始める際の参考になるのではないでしょうか。 第五章「ツイッターの今後」も、ツイッターが持つポテンシャル、日本・日本語とツイッター、ツイッターの普及が社会に与えていくであろう影響の予測、など、興味深い論考が見られます。 現状の問題点の指摘もありつつ、ツイッターとツイッターユーザーが作る世界の未来に期待ができるポジティブで楽しい本でした。 [書評に関する注意書き]
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- このブログはサイボウズ・ラボの社員ブログなので、秋元個人に献本いただいても、何でも自由に書けるわけではありません。
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