Pixable - Facebookから友人の誕生日を満載したカレンダーを作るサービス
Pixable Calendarは、Facebookの友人情報を、本人の許可を得てAPIから持ってきて使うことで、簡単に友人の誕生日情報が組み込まれた紙のカレンダーを作ってくれるサービスです。 友人の誕生日には友人のアイコン(Facebookでは本人の顔写真であることが多い)や、Facebookで友人名でタグつけした写真などが入ります。 カレンダーの作成には、Facebook APIから友人の情報や写真を逐一取得するためか、数分以上かかります。実際に試してみたところ、売り文句の5分どころではなく数十分かかりましたが、これは紹介されてユーザーが増えたせいかどうか不明です。 その間にFlashで出来上がったカレンダーをどうカスタマイズできるか、という次段階のチュートリアルをずっと見せてくれます。
時間がかかるのを逆手に取ったアイデアで、待ちながらこのチュートリアルをみてると、Facebookの中や外部サービス、ローカルのPCから写真を追加することや、祝日や個人的な記念日などを追加したり、Facebookでは友人だけどカレンダーには載せない友人を選んだり、ができることがわかります。 元記事のVenture Beatによれば、友人の誕生日を埋め込んだカレンダーを作るサービスは、別にこれが最初というわけでもなく、競合は多いようです。しかし、Facebookにあるデータを使い、カスタマイズしないなら5分で注文まで出来る、という便利さでは並ぶものがなく、10月の公開から既に5000冊のアルバムが作成されている(作成、であり販売、とは言ってないようですが)そうです。 作ったカレンダーは、壁掛け型が$18.95(約1700円)、卓上型が$19.95(約1800円)で購入できます。(日本向けの送料は$11.99) Pixableでは、カレンダー以外にもFacebook等の写真を使ったいろいろなアルバムを買うことができます。SNSに既にあるデータを使って、実際に売れる商品、それも他にない自分だけのものを作って買えるというのは、多くの人に訴求するのではないでしょうか。 まったく同じ商売をMixiやGreeなど日本のSNSで出来るかというと、どれぐらい正しく誕生日が入れられているか、あるいは公開されているか、にも影響されるかもしれませんが。僕自身は誕生日は住所等と同様、非公開なので。