ねじれ脳の行動経済学

いただいたもの

以前にも、わかっちゃいるけど、痩せられない―メタボの行動経済学という新書をいただき、楽しく読ませていただきました。

今回のこの本も、同じ著者古川雅一さんによる、タイトルに行動経済学と入った本です。 前回はダイエットというテーマを中心に、しかしメインはダイエットではなく行動経済学の紹介だった、と僕には思われた本でしたが、前回の本の評判が良かったのでしょうか、今回は最初から行動経済学をメインに立てた本。 さまざまな周辺情報に、いかにして人は影響され、理にかなってない選択肢を取ってしまうのか、ということが、いろいろな例をもって紹介されます。この本にある全部の知識が簡単に身に付くとは思えないのですが、それでも、知っていることで正しい損得勘定をできたり、あるいは逆に、人に物を売ったり部下に仕事をさせたりするときに、実際の合理と別にこちらの都合のよいように動かすことができたり、ということもできるのかもしれません。 [書評に関する注意書き]

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