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Hatetris 超高難易度テトリス

Hate(憎む) + Tetris = Hatetrisと名付けられたこのブラウザで動くテトリス、普通のテトリスと大きく違うところがあります。 * 重力がないので好きなだけ次の移動を考えることができる? たしかにそれも違 […]

Hatetris
Hate(憎む) + Tetris = Hatetrisと名付けられたこのブラウザで動くテトリス、普通のテトリスと大きく違うところがあります。
* 重力がないので好きなだけ次の移動を考えることができる?
たしかにそれも違うところですが、もっと大きな違いは
* 常に、一番困難なブロックが現れる
という点です。操作はカーソルキーのみ。重力がないので明に下に落としていかないと次は出ません。まあ一回やってみてください。すごいイライラしますよ
作者の解説によれば、このゲームに偶然はなく、どの状況ならどのパーツが出てくるかは常に決まっています。ラインを消せないように消せないようにブロックが出てくるので、その消しにくいブロックを使ってラインを作ることを、理詰めで考えなければいけません。勝手にブロックが落ちなくても、そうとう考えさせられますよ。
偶然性がないことから、すべての入力は記号の組み合わせで記録することができます。こんな記法で記録されます。

B0AA A2AA AAAA B0AA A6AA ABAA DA6A AA5A AA9A AAAA AAAB AAAA AAAB AD69 6AAA AABA A9AA AABA 66AA AAAB 556A AAAA AAAD 6AAA 22AA AA89 AA00 002A AAAA AAAA 09AA AAAA A009 AAAB 9556 AAAA AA80 002A AAAA AABA AAAA B99A AAC0 98A6 AAAA E555 6AAA ABAA AAAC 2AAA AAC0 000A AAAA AAB3 AAE5 AAAB AB00 002A AAAE 5555 AAAA AC22 AA8A AA6A AAAC 0000 AAA0 AAAA ADD5 AAAA AA59 A800 00AA 56A

2行。ぜんぜんダメだ。
他の人のプレイ内容を”Show a replay”ボタンで出るダイアログに入れることで再現させることができます。フォーラムでは、消しにくいブロックを選ぶAIのアルゴリズムの裏をかいて22行消した猛者が現れていますね。
これは、はまると時間泥棒なゲームっぽいです。
おまけ: 違う意味で超高難度のテトリス
Helltetris

「Hatetris 超高難易度テトリス」への3件の返信

うろ覚えですが、昔テトリスに関する論文で、テトリスを「ゲームオーバーにならないようにプレイする側と、駒を選択して与える側の体験ゲーム」としたとき、後者が必ず勝つみたいなものがありました。

ルールを改訂して、ブロックを選択して与える側の選択方法に若干の制限を与えて、なおかついくつの駒を使い切るか、何ライン消すかなどでプレイ側の勝利条件を調整すればいいボードゲームになりそう。

決定論的世界のテトリス、アルゴリズム搭載で、消し難いブロックを配ってくるよ

テトリスネタは好きなので、つい見つけたらやってしまう。今回は、「Hatetris」という代物 日本語の詳しい解説は秋元@サイボウズラボ・プログラマー・ブログの(Hatetris 超高難易度テトリス)で紹介されていた。 特徴としては以下の3つ ブロックの動きは下に落とすことも含めてすべてプレイヤーが決定する 次に配られるブロックは、1手先で「最もラインを作り難い」ものが選ばれる プレイ結果が16進数のデータとしてダンプされるので、他人の結果をリプレイできる。 何回かやってみたけど、3段が…

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