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有機発光ダイオード(OLED)を使ったAndroidの電池を2倍持たせるカラーハック

GoogleのNexus OneなどのAndroid機は、OLEDという技術を使った画面表示(有機ELディスプレイ)をしているそうですが、このOLEDでは赤・緑・青のそれぞれの色を別々に発光させることで色を表現するように […]

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GoogleのNexus OneなどのAndroid機は、OLEDという技術を使った画面表示(有機ELディスプレイ)をしているそうですが、このOLEDでは赤・緑・青のそれぞれの色を別々に発光させることで色を表現するようになっているのだとか。
そこでJeff Sharkeyさんが考えたのが、「一色分だけのOLEDを点灯させて使えば、消費電力が減ってバッテリーが長持ちするのではないか? というもの。
記事中に単色で表示したときや、一色ではないけど減色して表示したときの消費電流の測定値が公開されています。赤色だけで表示した時に一番節電ができて、42%の電流で動作することから倍の時間持たせることができそうということ。
SurfaceFlingerと名付けられたパッチが公開されており、Froyo(Android 2.2)に当てることで設定画面でこれらの単色モードを指定できるようになります。使っているところの動画がこれ。

SurfaceFlinger effect modes on Android from Jeff Sharkey on Vimeo.

出先で電池切れを起こしてしまうのはモバイルユーザーにとってのよくある悩みですが、このようなソフトウェアを使えば、緊急時につかいにくいけれどもより長時間使い続けることができるというわけですね。
via “Night vision” hack on some Android phones almost doubles battery life