遠い未来、すべての道路は太陽光パネルになったりするとすごいかも
太陽発電のパネルって、発電効率を上げるには太陽に垂直に置くのがいいんですよね。でも、それにはパネルを水平に近い方角で展開しないといけないので、家の屋根に設置するとか、効率を諦めてビルや工場の壁面に設置するとかになるんでしょう。太陽光発電の大きなプラントがアメリカ南西部とかのやたら天気が良くて土地の空いてるところに作られるのもしょうがないところです。 しかし、Solar Roadwaysプロジェクトでは、いつも水平に並べていても土地が勿体なくないスペースを活用しようとしています。つまり、道路ですね。 この動画によれば、太陽光発電のパネルはガラス製なので、ガラスの耐久力をどれだけ高めていけるかが鍵で、その上に年中大型トラックとかが圧力をかけ続けることを考えれば、そんなに簡単な話ではないと分かります。 すべての道路にパネルを張ることで、各戸への電源の供給だけでなく、電話やインターネットアクセスなどもすべて道路経由で済ませられるようになるということ。 また、発電と不可分だとは思わないのですが、電力はそこで得られるのですから、LEDをつけて動的な道路標識としても活用するアイデアがあるようです。歩行者が道路わきに来たら、速度落とせの警告が表示される、というこのデモも実現すればすばらしいですね。
強度的に制作や利用を実現するだけでなく、現在のアスファルトの施工価格にどこまで近づけていけるかという点でもかなり難しい話なんじゃないかと思いますが、とても夢のあるプロジェクトだなあと思います。 via BuzzFeed