カテゴリー
技術

セグウェイの共同発明者が開発した姿勢矯正オフィスチェアー

あのセグウェイの製作者の一人であるイェール大学のジョン・モレル教授と、その指導下の大学院生ジーン・ツェンさんが開発したのが、「振動姿勢フィードバック椅子(the Vibrotactile Posture Feedback […]

あのセグウェイの製作者の一人であるイェール大学のジョン・モレル教授と、その指導下の大学院生ジーン・ツェンさんが開発したのが、「振動姿勢フィードバック椅子(the Vibrotactile Posture Feedback Chair)」。
Posturefeedbackchair
アーロンチェアを改造されて作られたこの椅子、座っている人が正しい姿勢から外れたら、肩、腰、足の下に設置された振動版で注意を促してくれるそうです。猫背(slouche)では腰の後ろのランバーが、反り返りすぎで両肩が、前のめりになったときは足元が、それぞれ振動するとか。
開発費はたったの$70(7700円)(6000円(55ドル))。ただし$1000(11万円)のアーロンチェアは除く(あれ?)
似たことを考える人はいるようで、ニューヨークのビジュアルアート学校のインタラクションデザイン科では、振動じゃなくて旗を立てて姿勢の崩れを警告するシステムを作り、ビデオで公開しています。

Physical Computing Mid-Term: Ergo-Chair from Katie Koch on Vimeo.

僕もたいへん座る姿勢が悪い方で、たまに気をつけようとしても作業に集中するとあっというまに元の姿勢に戻ってしまいます。「振動で不快になるので自然と正しい姿勢が保たれる」というこの椅子、製品化に期待したいと思います。
via The Vancouver Sun