アメリカでQRコードが立ち上がりかけているようだ

立て続けにQRコードのマーケティング事例を英語のニュースで目にしたので、日本でしか流行していない技術、と言われていた二次元バーコード・QR Codeの利用例が、北米で増えてきているように感じます。 Qrcodecalvinklein カルバン・クライン・ジーンズの巨大屋外広告。6月にはニューヨークのタイムズスクウェアの電光掲示板にも巨大QRコードが登場しています。 日本でも一時期、競うように屋外の巨大QRコードが登場しましたね Qrcodegascomsumptionstickeroncar アメリカの運輸省と環境保護庁(EPA)は、2012年から車に上記のようなスティッカーを貼らせる計画なんだそうで。その車がどれぐらいガソリンを使うか、環境に与える影響の大きさを示すものらしいですが、その中にもQRコードが登場しています。スマートフォンで撮影すると、その車がどんな風に車を使う人に向いているか、というのを教えてくれるそうです。 交通系で言えば、首都ワシントンD.Cのバス停にQRコードを貼り、乗客がバスの運行状況をスマートフォンで知ることができるようにした、というニュースをReadWriteWebが報じています。ニューヨークのゴミ収集車にもQRコードは貼られているんだとか。 Qrcodewasigntondcbus 9月1日に始まったのは、ワインにそのワインの情報にアクセスできるQRコードをつけて販売するCeller Keyのプロモーション。 Qrcodewinecellerkey テレビの天気予報でも。下の方に「Android用の天気予報のアプリを入手できます」「5秒後にコードを表示します」という形式で、QRコードを読みとらせています。(00:15 ぐらいから) でもこれはほとんどの人が読みとる暇もなく終わっているのではと思いました。表示時間が短すぎ。 他にも、アメリカンフットボールNFLやバスケットボールNBAのゲームで、座席からQRコードで食べ物を注文すると座席にデリバリーされる、というシステムを提案中の会社もあるということ。 紹介記事の中に多くに、「日本では広く使われている」という話が出てくるので、まだまだ、QRコードを使うこと自体がニュースバリューという段階なのかもしれませんし、Androidはともかく一般の携帯電話ではまだ使えないものが多そうですが、近いうちにより一般的にアメリカでもQRコードを見かけるようになるのかもしれませんね。