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書評

ネットで成功しているのは〈やめない人たち〉である

いただいたもの ネットで成功しているのは〈やめない人たち〉である 読みました。日本のネットで日々「情報発信しているブロガー」110人から集めたブログを書く事やウェブサービスに関するアンケートをベースに書かれた本です。 ブ […]

いただいたもの

読みました。日本のネットで日々「情報発信しているブロガー」110人から集めたブログを書く事やウェブサービスに関するアンケートをベースに書かれた本です。
ブログやツイッターなどのネットの活動を何年も続け、固定読者がつくようになったり、書いたことが他の人に影響を及ぼすようになったり、新しい仕事の依頼が来るようになったり、いろいろな変化を受けているであろうブロガーが選ばれ、全員に同じ質問がぶつけられています。
僕にもありがたいことにアンケート依頼が届いたため、回答しています。
# 「ネットで有名」かはともかく、ブロガーであることが職業になっているので、珍しい事例ではあるのかなと
しかし、アンケートを貰って答えたのはつい先日だったし、その時は何にするアンケートなのかとかちゃんと理解してなかったのですが、こんなスピードで本にまとまってしまうんですね。
前半に50ページぐらい、110名のアンケートの回答がそのまま掲載されているのですが、ネットで面白いことをしている人たちの考え方がわかってきて興味深いです。
最後の方は、これまで著者がブログでも過去の本でも言ってきた話につながっていきます。継続することと、継続した結果として蓄積されていく「ログ」の重要性。ツイッターとかEvernoteとか、その時々の新しいツールを追っているようでいて、実はいしたにさんの伝えんとしているところは常にここに落ちてくるのですよね(ほめてます)。ログを取ることで長期的な自分の生活(もちろんその中には仕事とかも含む)をより豊かにできるし、ツイッターとかEvernoteとかはそのための道具である、ということなのかなと読んでいます。

[書評に関する注意書き]

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