シンガポールマネージメント大学の「アジアのデジタルメディア」調査のインタビューを受けました
シンガポールマネージメント大学では、何年も前からDigital Media Across Asia(アジアのデジタルメディア)というWikiサイトを開設し、アジア各国のウェブに関する様々なデータや言説をまとめる作業を行っています。 毎年の学生・院生が国ごとにチームを組み、ネット上の調査やその国への訪問、現地のエキスパートへの聞き取り調査などを行っているそうですが、その日本担当チームから、今回日本のウェブ事情を調べたいということで、個人で(会社としてではなく)やっている日本のウェブのことを英語で書くブログAsiajin経由でインタビューの依頼を受けました。 ちょうどHPのイベントでシンガポールに招待されていたこともあり、電話ではなく対面でお話をすることができました。 # 昨年度の終わりにも東京に現地調査・インタビューに来るという依頼があったのですが、あの大地震でキャンセルとなっていました。 そのインタビューの音声はこちらで公開されています。 僕のインタビューやAsiajinの記事も参考にされていますが、彼らがまとめている、英語による「日本のウェブの現状」のインフォグラフィックスがこちらです。 このインフォグラフィックスを含む、日本のウェブ・ソーシャルメディアをまとめた調査結果がこちら。
すべてが正確というわけでもないのですが、英語のリソースだけをあたって英語でここまで調べてまとめることができるというのはすごいと思います。その出来については、自分の会社の分野とか関心のある分野を確認されてみたら面白いのではと思います。 この調査では、僕以外にもDominic K. GallelloさんやTechCrunchのアジア・日本担当ライターとして有名なSerkan Totoさん(どちらもAsiajinチームの一員でもあります)や、Penn Olsonなどで日本のウェブに関する記事を精力的に書いているRick Martinさんなどにもインタビューをされています。 また、このプロジェクトでは同様の手法でアジア各国に対してまとめているため、アジア各国についても英語でまとまった情報を読むことができます。アジア各国の市場を狙っている企業にとっては、とても役に立つ資料なのではないかと思います。おすすめします。