2011年11月11日11時11分11秒をつぶやく世界中のツイッターユーザーと、時計の24時間/12時間制
Twitter公式ブログでOnce in a lifetime、「人生で一回のこと」と紹介された、12個の1が時計で並んだ2011/11/11 11:11:11の日時が、世界中のツイッターユーザーによってつぶやかれた様子を可視化した動画がこれです。
世界は多数のタイムゾーンに分かれているため、11時11分は同時に起こるわけではなく、新年のお祝いなどと同様、東から西へと世界地図に表示された1が移動していくのがわかります。 公式ブログでも述べられていますが、後半にもう一度1の大移動がやってきます。これは夜の11時にもつぶやいた人がいたため。 しかし、よく見ると、朝の11時とは違い、夜の11時がつぶやかれている地域は限定されていることがわかります。夜の11時のつぶやきが目立つのは、フィリピン・インドネシアあたりと北アメリカのみ。あとはオセアニアと、中東からイギリスにかけて、カリブ海とベネズエラあたりに少し出るだけ。日本も夜の11時はほとんど動きがありません。 その他の地域、日本やヨーロッパ、インドや南米などでは、夜11時は23時であって、1並びの時間ではない、と皆が思ったということでしょう。日本のウィキペディアでは「また諸外国において、日常生活では24時間表示はほとんど用いられない」とも書いてありますが、英語版Wikipediaでは、「北米・オーストラリア・フィリピンを除くほとんどの国で広く使われる」となっています。表記や表示は24時間制、話し言葉は12時間制のミックスな国が多いそうですが、ドイツやフランス、ルーマニアなどでは、話し言葉でも24時間制を使う人は多い、と。 日本でも12時間制・24時間制両方使っていますし、北米やフィリピン以外で12時間制が使われないわけではないですが、「1の並ぶ記念の時間」という考え方をしたときに、ほとんどの国では24時間制で1が並ぶ午前11時の方だけを、正式な(というと変ですが)ものと考えた、ということでしょうね。