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WalkSafe – 歩きながらスマートフォンを使っていても危険な車の接近を知らせてくれるAndroidアプリ

携帯電話もスマートフォンを中心に常時データ接続しているものが増え、道を歩きながら電話をいじっている人も増えるばかりですね。しかし、小さな画面に熱中しながら歩くのは、当然ながらいろいろと危険なわけです。 Android用の […]

携帯電話もスマートフォンを中心に常時データ接続しているものが増え、道を歩きながら電話をいじっている人も増えるばかりですね。しかし、小さな画面に熱中しながら歩くのは、当然ながらいろいろと危険なわけです。
Walksafedemo
Android用のアプリケーションWalkSafeは、近づいてくる車を見つけて警告してくれるというアプリです。

このアプリ、ダートマス大学とボローニャ大学のモバイルセンサーグループによる共同研究の産物で、画像認識と機械学習を組み合わせて、50メートルの距離にある車が時速30マイル(48km)で近づいてきた場合に、音や振動で警告を発してくれます。
スマートフォンの外側のカメラで常時撮影し画像処理を行っているようで、スマートフォンの傾きなども考慮に入れて見張りをしてくれますが、カメラの向いている方向以外からの車の接近には対応できません。
せっかくアプリが公開されているので、手持ちのAndroid機にインストールして、会社の前の道路で試してきました(寒かった)。起動すると全画面がカメラからの映像になり、メニューから”Detection”をクリックすると処理を始めます。歩道の端から道路にカメラを向けると、近づいてきた車に赤い四角の枠が出るとともに、「ポーン」という音が鳴りました。車のような形が近づいてくることは十分検知できているようです。
電話がこのような仕組みを当たり前に持つようになれば、歩きながらネットサーフィンやゲームをしていても良くなるのか、と言われると、なんだかとても本末転倒な話ではあるのですが。常時それだけの処理を行えるぐらいにスマートフォンの計算能力が進歩しているのですねえ。
via Technology Review via Popular Schience via DVICE