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3Dプリンター銃 – 家で成型したAR-15ライフルで実際に弾を撃った男

3Dプリンターを使ってライフルの本体を成型し、実際に200発の銃弾を撃った、という個人のレポートがあるフォーラムに上がっています。 実際に3Dプリンターで作られたのは、lower(台座)の部分のようですね。 ABS樹脂で […]

3Dプリンターを使ってライフルの本体を成型し、実際に200発の銃弾を撃った、という個人のレポートがあるフォーラムに上がっています
3dprintedar15
実際に3Dプリンターで作られたのは、lower(台座)の部分のようですね。
3dprintedar15lower
ABS樹脂でプリンターから打ち出された台座は、オリジナルのメタル製の設計図から、プラスチック&3Dプリンターで作る場合の理に適うように変更が加えられて作られたそうです。
ライフルのlower部分は、それだけでも銃器と認識され、アメリカでも売ったり配ったりすれば違法だそうですが、作るだけなら法には触れないということ。
今回の銃はStratasys社の古い3Dプリンターで作ったそうで、3Dプリンター側の技術の進化で実現した、というわけではなさそうです。どちらかというと、道具はずっとあったけれど誰もやってみた人がいなかった、ということになるのでしょうか。
パソコンから好きな形の物体を成型できる3Dプリンター、価格も下がってきて工作好きな人なら家庭にも導入という人も増えていると思います。銃弾やネジ等は3Dプリンターじゃ作れないだろうと思いますが、それらのパーツだけ持っていれば、あとは3Dプリンターで大きな部品を作り、製造番号も入手経路も不明な銃が突然どこかの家に現れる、という時代も近いのかもしれないですね。そうなったら取り締まる方もたいへんそうです。
via First working 3D-printed firearm built