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Digg創業者が考えた「顔の見えるブログサービス」Tinyのアイデアとは

一時代を築いたソーシャルニュースサイトDiggを作った男ケヴィン・ローズ。 (Diggの絶頂期、Business Weekの表紙に登場したローズ氏) 今の所属はグーグルのスタートアップ投資部門ですが、Tiny という新し […]

一時代を築いたソーシャルニュースサイトDiggを作った男ケヴィン・ローズ。

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(Diggの絶頂期、Business Weekの表紙に登場したローズ氏)

今の所属はグーグルのスタートアップ投資部門ですが、Tiny という新しいブログサービスを考案し、そのサービスのデモ動画を公開しました。

「ブログがもし、その人の世界への窓となっていたら」ということで、ブログ記事には書いた人の書いた時の表情が背景に映りこみます。ただし、webカメラで撮った写真がそのまま出るのはawkward(気まずい)ので、適度にぼかされた画像となります。

tiny-blog-blurred-face-background

ブログを書いている時の動画を背景にするのも提案しています。ボカシの方法などは複数から選択できるようにすると。

tiny-with-author-video

動画中に言ってますが、HTML5ベースでのプロトタイプはできているそうです。この動画の公開はティーザーおよび潜在的な利用者からのフィードバック収集の意味があるのかもしれません。

PCのウェブカメラも、スマートフォン/タブレットの自分撮りカメラも完全に普及しましたし、ブログサービスで大きな背景画像や動画を提供することも、先進国のネット環境なら問題ないでしょう。テキストで伝えるブログにこのような「顔」をつけることが良いアイデアなのか、流行するかはわかりませんが、技術的に可能、という点ではブログに限らず応用が利くアイデアなのかもしれません。たとえば、顔が見える飲食店のサイト、とか、顔が見える企業サイト、とか。

Here’s Digg founder Kevin Rose’s idea for a new blogging platform called Tiny – The Next Web