時差ぼけを最小限にするためのスマートフォンアプリ Entrain
ミシガン大学の教授や院生らが開発したiPhoneアプリ Entrain (英語で「同調する」など) は、時差のある旅行をした時に、なるべく早く時差ぼけを解消して現地の時間に体を合わせるためのアプリです。
https://www.youtube.com/watch?v=Nqp0xSg4FXg
現在地点と目的地(たとえば、ラスベガスとシドニー)、移動日をアプリに設定すると、
アプリが移動先のタイムゾーンで自然に寝起きできるように、今どんな環境に身を置けばいいかをアドバイスしてくれます。今が夜や夕方でも、「強い光を浴びるといいですよ」と指示された時間には、屋外に出たり部屋の照明を強くしたりすることで適応を早めます。
実際にアプリが指示した明るい・暗いをどれぐらい守れたかを入力することで、アプリ側では目的地のタイムゾーンへの適応がうまくいっているかどうかを教えてくれます。
時差ぼけが起こるのは、24時間強で一周する体内時計のリズムcircadian rhythm(概日リズム)が実際の旅行先の昼夜と食い違ってしまうためで、このアプリではその食い違いを少しずつ慣らしながら緩和していくことを目的としているそうです。
海外出張しても、到着後何日も本調子に戻らず困っている、といったような人は、時差ぼけの苦しみを軽減できるかどうか試してみてはどうでしょうか。
https://itunes.apple.com/jp/app/entrain/id844197986?mt=8