イギリス中の自転車事故などを地図上で一望できるwebサービス
Bikedata は、イギリスにおける自転車に関するデータを地図上にプロットした、インタラクティブな情報地図です。
この画面では、道路のどの場所で自転車事故が発生したことがあるか、が、ピンクのマーカーで示されています。
通勤やツーリングの計画を立てる時に、事故が頻発するところを知って避ける、といった使い方もできるでしょうね。スマートフォンアプリなどで、事故の多い場所に近づいたら注意をうながす、みたいなものを作ったりもできるかもしれません。
サイトでは、事故の他にも、交通量、自転車の盗難、駐輪場、サイクルレーンの写真、など、様々な自転車に関するデータを表示することができます。
さらに、このサイトのソースはGPLv3 で公開されています。
元データは国によるもの
イギリス政府のデータ公開サイトに、道路の安全データ(Rode Safety Data)というのがあり、ここではSTATS19 という書類で報告された2005年から2014年までの事故のデータが公開されているようです。
100Mぐらいあるデータを見てみたら、こんな感じで緯度経度や日時、事故の状況を表すフラグを持つレコードが大量にあるCSVファイルでした。
こういったデータが公にされているのはいいですね。このデータを API 化して自転車事故について Cyclestreets.net が提供し、それを Google Maps APIなどを使って可視化したのが今回のサービス、ということになります。
via Maps Mania