オーストラリア、ブリスベンのカンガルーポイントで、LIME 社のシェアリング電動スクーターが複数台同時にハックされるという事件が発生しています。
Brisbane: Lime Scooter users are reporting bizarre voice messages when connecting and disconnecting from rides. Video: Josh Clarke. https://t.co/OyAjjYtcq8 #7NEWS pic.twitter.com/IQ66yrF4tr
— 7NEWS Brisbane (@7NewsBrisbane) April 22, 2019
ステーションに並んだスクーターが、一斉に「一緒に乗りましょう」「私を連れまわして」などと喋っています。
オリジナルの内蔵音声が、何者かの手によって書き換えられたのではということです。
こちらの動画では、スクーターを勝手に持ち去った際の警告が差し替えられています。
ニュースでも「差別的」と言っていますが、移民風の喋り方などがそれにあたると感じられているのでしょう。
LIME や競合の Bird の電動キックスクーターについては、無料で解錠して乗るハックや、リモートから突然ブレーキを掛けるハックも出ていて、YouTube を検索すれば多数出てきます。
欧州中心に電動キックスクーターのシェアが爆発的に広がっているようですが、本体の電子部分が Bluetooth で簡単にアクセスできるタイプのものが有ったり、セキュリティ面で心配な事件も多いようです。
via Brisbane Times via Reddit