Amazonのメールテンプレートが誤ってそのまま送信されるも、内容の文章指南が面白いと話題に
Amazon AWS からこんなメールが来たよ、というredditの書き込み。
このメール文、内容にAWSから来るようなものは一切ありませんが、
「この文章は5単語です。さらに5単語の文章です。1文は5文字で十分です。ただそれが続きすぎると単調になります。(中略) 今、長さを変えてみよう。音楽を作るんだ。そう音楽を書く。リズム、調子の変化、そしてハーモニー。…」
から始まり、少しずつ内容が熱を帯びていき、後半では
「…次第に大きくなる刺激と燃えさかる熱量を持つセンテンスの長文で読者を引き込み、ドラムロールとシンバルの響きでもってここが重要だ、これを聞いてくれ」
そしてメールの末尾のボタンには
「『ここをクリック』ではないちゃんとしたCTA(行動喚起)のテキストを書いてください」
で終わっています。
Redditユーザーの情報によれば、この文章はゲイリー・プロヴォストさん(Gary Provost)の100 Ways to Improve Your Writing(文章をよくする100の方法)という書籍がオリジナルだそうで、Amazon AWS の中でニュースレターのテンプレートにこれを採用していたということのようですね。
https://www.amazon.co.jp/dp/B07H1V584S
穴埋め、仮の文章としてはLorem Ipsumが有名ですが、文章の書き方のちょっとしたコツを含むこのプロヴォストさんの文章も、実用的でいいですね。
そのまま読める自然な文章であるために、完成原稿だと勘違いして社内のチェックをすり抜け、送られてしまった可能性もありますが。