エクセルのフラッシュ・フィル機能でフェベット・フェクソン
マイクロソフト・エクセルのフラッシュ・フィルは、既存のセル内の値から埋めるべき値を推測してくれるという便利機能です。
月名の推測
このように、月の名前の略語が並んでいたとして、次の列に "January" と正式名称を入れます。そして2行目で "F" を打った瞬間、1行目の法則性を見て残りを埋めるための提案をしてくれます。
動作からするとこういうことでしょう。
- 一行目では"JAN" が "January" になった。
- つまり、ユーザーは1行目の2,3文字目を小文字にして、うしろに"uary"をつけようとしている
- 2行目からも同じ変換をして提案しよう
こうして、"February" は "Febuary" になり(おしい!)、"March" は "Maruary" になりました。
人名の推測
こんどは "JAN" の右の列に "Janet Jackson"(ジャネット・ジャクソン) と打ちます。すると、2行目に F をタイプした時、こんどは以下のような推論をしてくれます。
JAN → Janet, JAN → Jackson というルールを見出したエクセルは、フェベット・フェクソン、マエット・マクソン、ノベット・ノクソン など12人のそれっぽい名前を提案してくれました。
日本語の推測
日本語でも動くと面白いのですが、日本語のタイプにはIME が絡んできて、なかなか面白いフラッシュフィルを披露してくれません。補完はしてくれても、日本語の確定キーと衝突してしまい提案された値をフィルできなかったりという問題もあります。
ローマ字で入れれば、もちろん日本語だろうとなんだろうと補完しようとしてくれるのですが… あまり面白いものも思いつかず。
via reddit