GitHub がロシア企業・開発者アカウントの一時停止やブロックを進めているとの報
4月13日頃から、ロシア最大の銀行ズベルバンクやアルファバンクのものを始めとしたロシア企業のGitHub アカウントがサスペンドされたり、アクセスできなくなったりしています。
また、条件ははっきりしませんがロシア人ユーザーやロシア在住アカウントと思われるGitHub ユーザーのリポジトリも、予告なしにブロックされたりし始めているそうです。
https://twitter.com/Black2Fan/status/1514856091041116164
https://twitter.com/axilirator/status/1514943779236679681
ブロックされた個人開発者にはその後メールで、アメリカの経済制裁の対象地域にいるかもしれないのでブロックした、間違いであれば申し立てができます、というメールが届いているそうです。
条件はわかりませんが、言語や地域、アクセスのIPアドレスがロシア域内になっている、ロシア企業のリポジトリ下で作業しているGitHub ユーザー等は予告なしにブロックされる前に変更や退避をした方がいいのかもしれません。
GitHub社は3月の段階でロシアからのブロックを求める声に対してブロックを行わない(「私たちのビジョンは、全ての開発者のホームになること」)ことを表明していました。
今回の suspend や 削除は、これまで北朝鮮やキューバ等に行われてきたブロックと同じ米国政府からの要請によるもののようです。(イランのブロックはGitHubと米国政府の交渉ののちに復旧) GitHub は Microsoft 参加の米国企業ですから、GitHub 自身の方針とは別に米国の法令を守る必要があるのでしょう。
via Хабр via Bleeping Computer