#HEXWORDS - 16進カラーコードで「意味のある単語」をまとめたサイト
HTML/CSS の色指定などで使われる16進コード、0から9とA,B,C,D,E,F までの16文字を使って16進数でRGBの三原色の割合を示すものです。3桁(#3C3)や6桁(#BD2031)で使われます。
#3C3
#BD2031
16文字の中にアルファベットが6文字入っているので、数値によっては英単語のように見えるものもあります。(たとえば #DECAFE)
これに、0から9までの数字を似た形のアルファベットに見立てて英文を読みにくくし、仲間うちだけで通じるようにする リートスピーク(leetspeek) を組み合わせると、6桁の色コードの中に英単語として読めてしまうものの数がぐっと増えてきます。
この英単語として読めてしまうような16進コードを集めたのが#HEXWORDSというサイト。
[caption id="attachment_13778" align="alignnone" width="580"] #HEXWORDS トップ[/caption]
サイトには検索機能もあり、使いたい色コードを入れて、その色に近いもので英単語っぽいものを列挙してくれます。
[caption id="attachment_13783" align="alignnone" width="580"] #HEXWORD の検索例[/caption]
Hacker Newsのスレッドでは、「認識できる英単語と、その16進コードが表示する色の間に関係があるものがあるのでは?」という問いかけが出て、何人もの人がそれっぽいコードを発見・披露しています。
#C0A575 (COASTS, 海岸 - 砂っぽい色?)
#5A6E57 (SAGEST, セージの葉 - 葉っぱの色)
#CABB1E (CABBIE, キャブ - イエローキャブタクシーの色)
このサイトは英単語を列挙していますが、ローマ字で日本語として意味を成すものも探せば日本語版を作ることもできそうですね。
Webサイトのソースコード中に含まれる色のコード、一般的には意識することもないと思います。
なのでこのサイトの実用性はそれほどないでしょうけれど、何か平凡なwebページの中に隠れた情報を埋め込んでおき、色コードを登場順に読んでいくと文章が浮かび上がって情報を伝える、みたいなお遊びをするときに役立つかもしれません。
via Hacker News