Wikipediaスピードラン - ウィキペディアのリンクでゴールの単語を目指すゲーム
ウィキペディア・スピードランズ (Wikipedia Speedruns!)は、英語版Wikipeia に載っているスタートの単語から、与えられたゴールの単語まで何クリックでたどり着けるかというブラウザゲームです。
[caption id="attachment_14107" align="alignnone" width="400"] Wikipediaスピードランズのトップ[/caption]
遊ぶモードは以下の5つ。
- スタートとゴールをランダムに、あるいは自分で設定する Quick Play モード
- 今日のお題 (登録してログインすると連勝記録が残ります)
- 過去のお題を選べるトレーニングモード
- 5カ所のチェックポイント(単語)を回るマラソンモード
- 友達と遊べるパーティーモード (要ログイン)
ゲーム内で表示された Wikipedia のデータは本物を使っていますが、「曖昧さ回避」などいくつかのリンクは(別ジャンルに飛びやすくなるため?)取り除かれているそうです。
また、ブラウザの「戻る」やページ内検索は使うことができません。警告が出ました。
[caption id="attachment_14108" align="alignnone" width="400"] ルールをよく読まずページ内しようとしたら叱られてしまった[/caption]
日本語で遊べたとしても難しそうで、英語で目的の単語への順路を見つけるのはたいへんです。
なんとかゴールまでたどり着いたら、何クリックで着いたか、かかった時間、どんな単語を順番にクリックしたかが表示されました。
[caption id="attachment_14106" align="alignnone" width="400"] スピードランやってみました。ゴールまで22クリック…[/caption]
前に戻れないので、同じ単語に何回も戻ってきていますね。
チュートリアルでは人名から人名へのお題が出ていますが、たとえば"USA"など大きな概念に一旦たどり着くことで、そこからの移動の自由度が高まってうまくいきやすいとのことでした。
Python で書かれたソースコードも公開されています。改造して日本語版を作ることもできるかもしれませんね。
ソルバー
実は Wikipedia上での単語間のリンクを探すサービスというのがいくつも存在し、これを使ってしまうと最短のパスがいくつも見つかったりします。Wordleなどと同じで、他の道具を使えばチートはできますが、この手のゲームでチートしても仕方がないですよね。Wikipediaの迷宮をどうしても抜けられなくなったときは、次の一手のヒントを見るとかに使えますね。