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ツイッターの認証マークが「公式」か「8ドル払った(だけ)の人」か見やすくするChrome拡張

ツイッター社が本人確認等をした人や団体につけていた認証バッジと同じものを、有料会員サービス Twitter Blue に加入することで表示させることができるようになりました。

twitter を買収したイーロン・マスク氏の指令によってあっという間にこの有料バッジ機能が追加されましたが、さっそく公式アカウントのフリをした詐欺アカウントとかも出ているようで混乱していますね。

今のところ青いチェックマークは公式も有料ユーザーも同じもののようで、パッと見区別がつきません。

ユーザーのプロフィールページからチェックマークをクリックすると、青いマークがどういう由来でついているのかが表示されますが、面倒ですよね。

ツイッター確認済の公式アカウント(verified account)の青マークをクリックしたときに出てくる説明(日本語UI)
Twitter Blue による青マークをクリックしたときに出てくる説明(日本語UI)

wesbos/who-blue は、これら公式マークのユーザーとTwitter Blueユーザーのマークをわかりやすく表示する Chrome 拡張ツールです。

Chrome ストアでは(まだ?)公開されていませんが、GitHub でソースが公開されているため、[設定]-[拡張機能]の[パッケージ化されていない拡張機能を読み込む]から使うことができます。

# ソースを見て信用できない拡張は読み込まないようにしましょう

Who Blue拡張でTwitter Blue有料会員のプロフィールを見た時。青いチェックマークが上下反転し、ピンクで表示される

プロフィールページでクリックせずにわかるようになったのですが、タイムライン上で個々のツイートは変わらないため、まだ手間を感じますね。

作者が「これはジョークツールです」と言ってますし、今のところwebの twitter.com で、言語を英語にしないと動きません。ソースを見たら英語UIの時に出てくる説明文とマッチしているかどうかで判定しているから、ここを日本語でもマッチするように書き換えるだけでしょうけれど。

ツイッターの方針も毎週のように変わっている状態でどうなるかわかりませんが、青いバッジが公式かどうかで混乱が起こっているのは確かだし、ツイッター本体が何か区別しやすい改良を入れない限り、ジョークでなく実用的なこういうツールがこの後も出てくるでしょう。

[追記] 認証済アカウントのプロフィールページには「公式」という灰色の表示が復活したそうで。動きが早い

verifiedな公式アカウントに灰色の「公式」のフィールドが復活

verifiedなアカウントすべてにこの「公式(official)」がつくわけではないそうで、じゃあますます混乱するケースもあるかと思うのですけど。

タイムライン上で見わけがつかないのはかわらないため、タイムラインで表示を切り分けるツールはまだ需要があるかな。

via Twitter