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SocialSharePrivacy – ソーシャルメディアの埋め込みボタンに訪問を追跡させないライブラリ

SocialSharePrivacy は、ウェブサイトの提供者が、利用者に対してプライバシーが保たれるソーシャルメディアボタンを提供するためのライブラリです。

デモページを動かしてみました。スライダーでボタンを有効にしない限り、フェイスブックやツイッターのサーバに情報は送られません。

まずボタンを有効にするアクションを起こすと、初めてメディアが提供するボタンが有効となり、この時点でそのページに訪問したことは各サービスにも伝わります。そして、有効になったボタンをクリックすると、「イイネ」等をすることができます。

2回クリックをしなければならなくなった代わりに、そのページに訪問したことは各ソーシャルメディアサービスには知られずに済む、ということになります。

サイト訪問をしていることをソーシャルメディアから常時されるのは困る、しかし、イイネ等をしたい時にはできるようにしてほしい、という多少込み入った要件のサイトがあれば、このライブラリが一つの解決法となるでしょう。

SocialSharePrivacy のコードはすべてGitHub で公開されています。

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Nefarious LinkedIn – リンクトインに監視されてるブラウザ拡張を確認できるツール

ビジネスSNSの LinkedIn のサイトが、ユーザーの使っているブラウザ拡張を監視する JavaScript のコードを埋め込んでいるそうです。

発見者のダン・アンドリュース氏(Dan Andrews, GitHub @dandrews)は、これがユーザーのプライバシーを侵害した、スパイ行為だと書いています。

Hacker News のコメントでは、スパイ行為というより、LinkedIn のユーザー情報を集めてスパムを送ろうとする悪質な業者の拡張をリストする、つまりユーザーを守るためにやっているのではないか、という反論もあります。

リンクトインのビジネスモデルの一つは、有料ユーザーになると他の多数のメンバーに直接連絡が取れるというものですから、ユーザー情報を抜き出して直接連絡されては商売の邪魔だ、という指摘もあります。

リンクトイン側が問題なのか、各ブラウザ拡張の提供側が問題なのかはわかりませんが、リンクトインがブラウザ拡張の存在を知るためには2つの仕組みが使われているそうです。

一つ目は、拡張が使うリソースの存在から調べるという方法。ローカルに展開された画像などのリソースにアクセスしてみて、そのファイルが存在すればブラウザ拡張がインストールされているとわかる、というものです。

二つ目は、監視対象の拡張が動作することで使われるデータを調べる方法。たとえば、html のid や class の存在を読んでみて当てるというもの。

リンクトインのウェブサイトは、これらの情報から監視対象のブラウザ拡張の有無を調べ、localStorage に拡張名を暗号化した上で保存しているようです。

ブラウザ拡張でチェックされているものを確認

アンドリュース氏が作成したChrome拡張 Nefarious LinkedIn は、LinkedIn が存在を追跡している Chrome拡張のリストを表示してくれるというものです。現在は、38個のブラウザ拡張がチェックされているよう。

インストールして LinkedIn を開きログインすると、右上のアイコンから実際に監視されている拡張のリストを表示することができます。

via Hacker News

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Fuzzify.me – フェイスブックでどんな広告のターゲットにされてるか一覧・管理できるブラウザ拡張

オープンソースのブラウザ拡張fuzzify.meは、Facebook が表示するターゲット広告の種類や内容を把握しやすくし、必要であればターゲットから自分を外すこともできるツールです。Mozillaフェローのハン・ド・チー・ダックさん(Hang Do Thi Duc)らが開発・公開したものです。

拡張は Firefox 向けと Chrome 向けが提供されていて、GitHub でソースコードも公開されています。拡張機能のインストールには、Facebook にアクセスした時の情報を与える必要がありますが、これは機能を考えると仕方のないところでしょう。

広告ブロッカーが入ってると動きません。また、シークレットモードでも動作しません。

拡張を入れてからフェイスブックを開くと、広告の上下に紫の線が表示されます。

数分間フェイスブックのタイムラインを眺めてからFuzzify.me のボタンを押すと、専用のタブが開き、表示された広告がずらずらと列挙されます。

それがターゲット広告であれば、広告のスポンサー名や写真・本文の他に、「フェイスブックがこの広告を自分向けに表示した理由」がグレーのボックス内に表示されます。たとえば「プロフィールや位置情報から、日本に住む18歳~60歳と判断して出した」「likeしたページやクリックした広告の種類から、テクノロジーに興味があると判断して出した」といったもの。

これらのターゲット化の根拠情報は、実は通常のFacebookサイト上で、広告の右上のメニューから「このメッセージが表示される理由」を選べば読めるものです。

この拡張機能が何か特別なことをして読めるデータというわけではないのですが、自分でどれが広告か認識し、メニューからわざわざ開いて見に行くのと、こうやって一覧して表示されるのでは、使い勝手は全く違うものになりますね。まあ、Facebook や広告主としてはあまりチェックしてほしい情報ではないのかもしれませんが。

拡張からは広告設定のページに飛び、複数の被ターゲット状態をチェックボックスでまとめて削除することもできるようになっています。

via Venture Beat