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Listed SF – 不動産の価格を当てる Wordle インスパイア系クイズ

Listed SFは、アメリカ合衆国の中でも特に不動産価格の高騰が伝えらえるサンフランシスコの不動産の価格を当てるというクイズゲーム。今年の前半に大流行したクイズ Wordle の新しいフォロワーです。

Wordle と同じく、毎日新しいお題が一題出されます。中古の家の値段を当てるのですが、当たらなかった場合は入力した回答よりも本当の価格が「上」か「下」かが矢印で表示されます。

Listed SF 本日のお題。表示されたサンフランシスコの家の価格を決められた回数のうちに当てる

一回答えるたびに、物件の場所、種別、ベッドルーム等の数、面積、以前売買された時の価格、など隠されていた情報が小出しに出てきて、当たりやすく… なってるかな? サンフランシスコで普段から家の値段を追っている人だともう少しわかるのかもしれません。

価格の上下がヒントで出てくるので、基本的にはハイ&ローゲームです。

何回で回答できたか、あるいはできなかったか、は Wordle と同じように、twitter などに貼り付けやすい形の絵文字テキストで提供されます。

twitter でシェアする時のタグが #listed ってのはちょっと身近過ぎるのでは、と。検索しても他の色々なものが出てくるので他のプレイヤーの結果があまりわかりません。そのあたり #wordle という辞書にない言葉を作った本家はよくできていますね。

商品に関したクイズというのは、商品を宣伝したい誰かがいるわけなのでサービス提供側がマネタイズできる可能性が生まれますね。あくまでヒットすればですけれども。このゲームも、回答の後はお題に出てきた中古物件の紹介ページへ飛べるようになっています。

毎日違った商品を見せられて、それを毎日やっても飽きず、結果をSNSの友人たちと競えるような仕組みを作れたら、Wordle のものとはまた違うwebサービスの成功例になり得るのかもしれません。

via Hacker News

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ゲーム

Wikipediaスピードラン – ウィキペディアのリンクでゴールの単語を目指すゲーム

ウィキペディア・スピードランズ (Wikipedia Speedruns!)は、英語版Wikipeia に載っているスタートの単語から、与えられたゴールの単語まで何クリックでたどり着けるかというブラウザゲームです。

Wikipediaスピードランズのトップ

遊ぶモードは以下の5つ。

  • スタートとゴールをランダムに、あるいは自分で設定する Quick Play モード
  • 今日のお題 (登録してログインすると連勝記録が残ります)
  • 過去のお題を選べるトレーニングモード
  • 5カ所のチェックポイント(単語)を回るマラソンモード
  • 友達と遊べるパーティーモード (要ログイン)

ゲーム内で表示された Wikipedia のデータは本物を使っていますが、「曖昧さ回避」などいくつかのリンクは(別ジャンルに飛びやすくなるため?)取り除かれているそうです。

また、ブラウザの「戻る」やページ内検索は使うことができません。警告が出ました。

ルールをよく読まずページ内しようとしたら叱られてしまった

日本語で遊べたとしても難しそうで、英語で目的の単語への順路を見つけるのはたいへんです。

なんとかゴールまでたどり着いたら、何クリックで着いたか、かかった時間、どんな単語を順番にクリックしたかが表示されました。

スピードランやってみました。ゴールまで22クリック…

前に戻れないので、同じ単語に何回も戻ってきていますね。

チュートリアルでは人名から人名へのお題が出ていますが、たとえば”USA”など大きな概念に一旦たどり着くことで、そこからの移動の自由度が高まってうまくいきやすいとのことでした。

Python で書かれたソースコードも公開されています。改造して日本語版を作ることもできるかもしれませんね。

ソルバー

実は Wikipedia上での単語間のリンクを探すサービスというのがいくつも存在し、これを使ってしまうと最短のパスがいくつも見つかったりします。Wordleなどと同じで、他の道具を使えばチートはできますが、この手のゲームでチートしても仕方がないですよね。Wikipediaの迷宮をどうしても抜けられなくなったときは、次の一手のヒントを見るとかに使えますね。

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ゲーム

55ゲーム – あなたは5.5秒を正確に計れるか?

なんてシンプルなゲーム!。55 the game (55ゲーム)は、ブラウザ上で5.5秒を計るだけのたいへん簡潔なゲームです。

ゲーム内容はスイッチを入れてから5.5秒後にスイッチを切るだけ。

55thegame.com のトップ画面。なんて簡潔な

5.5秒にうちわでどれだけ近いかに応じて、お褒めの言葉が表示されます。5.?秒でどんなメッセージが出るかはソースコードに書いてありますね。

良いスコアが出せた場合、3文字のニックネームを登録してランキングに載せてもらうこともできますが、既に上位50位のほとんどは5.50秒達成者でした。

結果はSNSなどでシェアするためにコピーすることができます。

これは初めてプレイした時の結果。

「なんで5.5秒なのか」、とかは書いてないですね。それどころかほとんど説明がない。

via Hacker News