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ネットのサービス

Drive and Listen – 世界の都市のドライブ映像+ご当地ラジオ局を流すwebサービス

Drive & Listen は、世界各地の都市の映像に、その都市のラジオ局の音声をミックスしてブラウザで表示する、という単アイデアのマッシュアップサイト。

ロスアンゼルスの明るい光

右側のメニューから、見たい都市を選びます。ヨーロッパを中心にいろいろな都市がそろっています。ドライブの速度を速めたり、映像に入っているドライブ時のエンジン音などをミックスすることもできます。

ローマは車載カメラの映像だけで、もうローマしかない感じですね。

ムンバイのドライブ

東京もありました。音声は東京FM が流れます。

映像はYouTube 等に公開されたものを流しているようで、”Video source”のリンクから元動画を確認することができます。アフリカの都市なんかも見てみたいですが。エチオピアのドライブ動画とか簡単に出てきたので、作れそうだけど。

ラジオの方はAPIで公開されているものなどをこのサイトの作者が選定してつけているよう。北京や武漢のドライブ動画にモンゴルのラジオ局がつくなど、おかしな組み合わせもありました。ラジオ局の選定はそれぞれの現地の人にやってもらうのがいいんでしょうね。

Heroku で公開されている個人アプリで、ワンアイデアのものですが、アイデア自体は良いかと思いますし、外出自粛や海外旅行が難しい今の時期には気分転換や「旅行した気になれる」ということで面白いのではないでしょうか。

via Hacker News

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ネットのマーケティング

トヨタ、ラジオCMから運転手のiPhone Siriに命令する – スウェーデン

以前とあるポッドキャストでキャスターが「ヘイ、Siri」と喋ったところ、聴いていたリスナーのiPhoneが反応して困った、という話を聞いたことがあります。

「ヘイ、シリ」でも「オーケー、グーグル」でも「ヘイ、コルタナ」でも「アレクサ」でも、音声で命令を受け取るこれらのサービスは誰の声でも反応してしまうため、近くのスピーカーから流れてくれば起動しますし、それが適切な命令になっていればそれを実行してしまうでしょう。

という前提で、スウェーデンのトヨタが仕掛けたのが、ラジオを通して運転中のドライバーの iPhone を機内モードにしてしまうというCM

最初の20秒は、過去に運転中のテキスト送信で交通事故に遭い、後遺症に悩んでいる人の体験談。

「もしドライバー自身が運転中の危険なスマートフォン操作を止められないなら、我々がそれをしてあげればどうだろう?」

「Siri がオンになっていて充電されているなら、『ヘイ、シリ』と叫べばiPhone を制御できる。誰でも。そう、ラジオでさえも」

「もし運転中のメッセージ送信やウェブサーフィンがたいへんなリスクだと聞いてもあなたが電話を置かないなら、この広告がそれをやりましょう」

「ヘイ、シリ!」

ダッシュボードに置かれた iPhone が反応します。

「機内モードをオンにしてくれ」

Siri 「本当に機内モードをオンにしていいんですね?」

toyota-radio-cm-controls-siri

「そうだ。携帯電話がついた状態で運転することは非常に危険だ」

Siri 「わかりました。機内モードをオンにします」

と、ラジオからの命令で iPhone は機内モードにされてしまいました。

運転中じゃなくて、家でラジオを聴いてる人はいなかったんですかね?

トヨタ・スウェーデンが公開しているこの動画は、「スウェーデンのラジオでこんなことをしたよ」という報告の動画で、いわば再現ビデオです。

# 言葉もスウェーデン語じゃなくて英語ですしね。

実際にラジオCMがどこの局でどれぐらいの対象を相手に流れたのかは書いてないのですが、実際に広くこのCMを流したら、各所から文句が来そうだなあ、と思いました。啓発CMとしてインパクトは高いけど。

本人の声を登録して本人じゃないと動かない、とするのは技術的にはかなり大変そうです。ラジオや録音した自動メッセージを使って他人のスマートフォンを勝手に操作する、という事例は今後もどんどん増えてきそうですね。

電話を切る、ぐらいなら危害は加えられないでしょうけど、音声認識で操作できる対象が増えれば、推理小説のトリックになりそうな悪意のある使われ方もいずれ目にするようになるかもしれません。

via The Verge

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DHMO(Dihydrogen Monoxide)ジョークでラジオ番組が炎上、DJは謹慎処分に

DHMO(一酸化二水素)といえば、知っている人はニヤニヤできるけれども知らない人は恐怖を覚えるという謎の化学物質ですね。

過剰に摂取すると死に至るとか、濃度の濃い中に頭を突っ込むと呼吸困難になるとか、様々な危険性を持つDHMO。化学式などを添えて小難しい解説がついてくると、なんでも疑うことなく信じてしまうような科学にうとい人をからかうための、ネットでは定番のアイテムです。2003年にはカリフォルニア州でDHMO禁止の法案が提出されそうになったこともあるとか。

しかし、今年のエイプリルフールにアメリカ・フロリダ州のFMラジオ局Gator CountryでこのDHMOネタを披露した二人のDJは、出演禁止の謹慎処分を喰らってしまったというのです。

何年もやっている番組で、毎年エイプリルフールにはウソをつき、番組の節々で「今日はエイプリルフールです」などと伝えていたにも関わらず、「この地方の水道管から一酸化二水素が検出されました」という話を聞いて心配したリスナーの問い合わせが水道局に殺到しました。この騒動を受けて、ラジオ局の重役たちは謝罪とDJの謹慎を決定してしまったということです。

このニュースに対するネットでのコメントは、おおむねDJ側に同情的です。一般人がこの程度の化学知識を身につけられない教育制度の不備であるとか、わからない単語はまずネットで検索してから騒げとか、大騒ぎした人たちに対しての批判が並んでいます。

でも、水のことをわざわざDHMOなどと言い換えているから騙されたわけで、DHMOが全員が必ず知っているべき知識だとも言えないと思います。知っていた人だって、前に見聞きしたことがあるからジョークとわかっただけで、知らずに水のことだとわかったかどうか。このあたりは広い対象に向けてジョークを発する時の難しいところですね。

なお、二人のDJの謹慎は数日で解けたそうです。当局や被害者から訴訟を起こされるようなことも無いようで、ちょっと安心というところですか。

via “Dihydrogen monoxide” joke gets DJs suspended | Ars Technica