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ジェネレーター

Screenstab – スクリーンショットを斜め視点に変換してくれるサービス

Screenstabは、スクリーンショット画面をいい感じに斜めに変換してくれるという単機能のwebサービスです。

当ブログのスクリーンショットを変換してみた様子がこちら

当ブログのスクリーンショットを変換している時のScreenstabのスクリーンショット

無料プランでできることは

  • 斜めの角度の変更(ページのスクロールで)
  • クリックしたところにフォーカスを当てたり、まわりをぼかしたり
  • 標準サイズでのファイル保存

そして、Proプランでお金を払うと以下のこともできるようです。

  • ウォーターマークを消す
  • 角度の変更の自由度を増やす
  • 周囲の(ページ外部分の?)色変更
  • HD画像での保存

Proの料金は個人が$5(550円)/月。うーんどうかな。毎月こういう加工が必要な人は、手元のツールでもチャッチャと加工できそうだけれど。

企業向けに他の機能とセットで提供というのは有り得ますね。Hacker Newsで提案されている、もっと安価で変換の都度少額を払うというのもありかもしれない。

via Hacker News

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Uncategorized 情報共有ツール

Linen – SlackやDiscordの会話をウェブ検索可能な公開状態へ変換するサービス

Linenは、Slack や Discord で行われた議論をwebサイトの形で再構築し、Googleなどの検索エンジンで見つかる形にしてくれるという新サービスです。

Linenのトップページ

SlackやDiscordのチャットを使って議論をしている場合に、昔やった議論の検索性が問題となることがあります。もともと、チャットで流れていく文章はストックとフローで言えばフローの性格が強いものですが、それでも「なんかこの問題について議論したことがあったな」というところからサービス内で検索をかけても、なかなか目的の議論が見つからないということもあるでしょう。

また、ツールやサービスのサポートの場所としてこれらのチャットサービスを使っている場合でも、次々とユーザーがやってきて同じ質問を何度も繰り返すという場合もあるでしょう。これも過去の検索が使いやすければ減らせそうです。

Slackの場合、無料プランで使っていればさらに無料枠の上限がありますので、上限を超えた古い議論は(有料プランに変えなければ)検索どころか参照することもできません。

Linen を使うと、SlackやDiscord の公開チャンネルの書き込みを、webフォーラムのような形式でサイト化してくれます。無料で使えますが、独自ドメインにホストしたい場合などは有料というフリーミアムになっています。

サイト上では20個ぐらいの既に Linen を使っているコミュニティが実例として出ています。たとえばプログラミング言語 Kotlin のSlackチャットが、こちらで Linen 化されて公開されています

# と思いましたが、この Kotlin チャットログ、公式サイトのサブドメインにはなっていますが、Google検索に見えるようには設定されていないですね。評価中とかでしょうか。

検索エンジンに見える形にしてしまうことから、元のチャットが広く公開されているか、チャット参加者が書き込みのウェブ公開に同意している場合しか使えないでしょう。オープンソース・プロジェクトのチャンネルなどであればここは問題ないと思います。元の Slack/Discord へ行けばその議論は見えてしまうのですから。

また、個々のユーザーのプロフィール等を匿名化する機能もあるようなので、「そこまで後になって読まれると思っていなかった」「検索にずっと残るのは嫌だ」というコミュニティであれば、発言者が誰かはわからなくして議論のみを残すこともできるということ。

利用者にしてみれば(無料版なら)使ってみても損はなさそうですが、ログを取られる方のサービス、特にSlackについては有料プランへ変更する動機を減じてしまうところはありますね。サービスがブロックされたりするリスクはあるかもしれません。

Hacker News

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ゲーム

Regexアドベンチャー – 正規表現で戦うダンジョンRPG

Regex Adventure は、正規表現を解くことで進むことができるゲームアプリです。

[追記 7/4] デモ版がブラウザで遊べるようになっていました。やはりブラウザで遊べると敷居が下がりますね。

Regex Adventure サイトトップ

Windows / Linux / Mac 版が用意されているアプリは、レベル8 まで遊べる無料のデモ版と、追加で20面以上のレベルを含んだ$6.99(660円) の有料版がダウンロード可能です。

Regexアドベンチャー チュートリアル面

デモ版で遊んでみました。各レベルの目的は迷宮のゴールを目指す事。カーソルキーで上下左右に移動し、接敵したら Enter キーで戦闘モードに入ります。

攻撃は敵モンスターの名前に対して、マッチする正規表現を入力することで行われます。ただし、正規表現として入力できる記号は大きく制限されています。ダンジョンの途中で紫色のオーブを拾うことで使える記号が増えることもあります。

例えば、”ant” という名前の敵を倒すのに”.”と”a”のオーブだけを持っていれば、”…”とか”a..”といった入力でなければ相手にダメージを与えることができません。

戦闘の様子

複数の敵と接敵した場合、それらに共通する正規表現を作ることができれば、複数攻撃となります。複数攻撃しないと、生き残った敵の反撃をうけてしまいます。

また、敵の近くに味方が配置されている場合、味方の名前も該当してしまうような正規表現で攻撃すると、味方に流れ弾が当たってしまいます。

味方を攻撃せずに相手にだけダメージを与えるには

流れ弾を当てないように、手持ちのオーブを使って正規表現を組み立てなければならず、レベルを上げていくごとに新しい正規表現の使い方を増やしていけないと、勝つのが難しくなっていくというわけです。

via reddit/programming

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RegexOne – 正規表現を段階的に学べるインタラクティブ・チュートリアル