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Unblah – ビデオ会議で話し過ぎてますよ、と注意してくれるアプリ

プロダクトマネージャーでソフトウェア開発者である話好きのアレクシスさん(Alexis)が、オンライン会議でひたすら話し倒してしまうというご自身のために開発したのが Unblah というMacOS のアプリケーション。

Unblahアプリで自分の会話が続いている時の表示

Zoomなどで会議している時にこのアプリを起動しておくと、自分が話を続けている間に円グラフのようなタイマーがあなたの話続けている時間を可視化してくれます。

このタイマーは話し続けるほどに赤味を増していきます。一周した時にはもう真っ赤。それを見ることで、「ちょっと話し過ぎたかな」「相手にボールを渡さないと」と気づくことができる、というわけです。

アプリはスタンドアロンで小さく(bloat-free)、マイク入力だけを監視しているそうです。もちろん内容をインターネットに送ったりはせず、どちらが話しているかというアプリの動作に必要な解析を行った数ミリ秒の後にはデータは廃棄しているということ。

「自分のために作った」アプリは無料で使え、別途有料プランがあるとかでもないそう。ユーザー登録等も不要、オンライン会議アプリへの対応も、マイク入力を見ているだけなのでどんな会議アプリでも動くし、なんならMacの近くでオフラインで会議してる時でも使えるのかもしれません。

「一方的に話し過ぎて会議をおかしくしてしまう」ほどの話好きというのもすごいですが、そこまででなくても「話し過ぎる」「話さなさすぎる」という傾向のある人はいるでしょう。このアプリは単機能で完結にまとまっていますが、オンライン会議アプリが補助的な機能としてこういうデータ分析をして教えてくれるのも良さそうですね。

アレクシスさんの開発目的のように、自分の会話状態を自分でチェックする、ぐらいが一番よくて、これを社員の監視とか会議への貢献度の測定とかに使うとかの方向に行かせると怖くなりそうでもありますが。

via Hacker News