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工作

万歩計を騙す、さまざまな方法

通貨の単位は、商売繁盛を連想される「オオイリ」で、残業をしなかった場合には、1回につき10オオイリ、1日に1万歩以上を歩いた場合には100オオイリを支給します。

今年度中をめどに、会社の周辺にある飲食店で利用できるようにする計画

独自の“社内通貨”活用 社員に労働時間の削減促す – NHK

ニュースの本題のところとは違う話ですけど、「万歩計の結果でお金(相当)を渡す」という制度は大丈夫なのかなー、と思いました。万歩計なんて簡単に騙せそうなので。

一定の振動が与えられ続けば万歩計はカウントされるでしょうから、振動し続ける機械があればいいんですよね。

ポールさんの「ギークの父ブログ」では、レゴを使った万歩計騙し機(Step counter cheating machine)で、Androidの万歩計アプリを誤動作させたやり方が解説されています。

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こちらの動画では1分あたりから動作の様子が見られます。

歩くの面倒だ、という人のはポケモンGoユーザーの中にもいるようで、動画Pokemon Go Hackでは、いくつかの異なる手法が提案されています。

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家の端と端にモーターのついた滑車を置いて、

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スマートフォンをその間で引きずりまわし続ける。

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シーリングファンにスマートフォンを結びつける、という手もあるそうです。

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移動し続けてればいいなら、おもちゃの汽車に移動させ続けるのもありですね。

運動記録用スマートウォッチのFitbitについては、思うところのある人も多いようで。Unfit-Bitsでは、「保険会社の割引を受けるためにFitbitでたくさん歩く」ことができない人やしたくない人のための、Fitbitから自由になるための手法を追及しています。

規則正しく動く、といえばメトロノームほど規則正しいものもありません。

この電動ドリルはいいですね。やる場所を気を付けないと周りを破壊しちゃいそうですけど。

Fitbitについては、犬の首輪に括り付けたお父さんもいるそうです。

ゲーム内でちょっと先に行ける、とか、仲間とエクササイズの量を競うことで健康になれる、ぐらいの話なら、こういったチートはたいして罪がない見栄で済まされるのかと思いますが、その結果にインセンティブを出し始めれば、悪意を持って出し抜こうとする人だって出てくるのは自然ですよね。

携帯電話で外部と連絡、なんて、学校の入試なら何年も前から当然のように禁止になっているのに、勝ち負けで何百万の賞金差が付く頭脳スポーツでは放置されていた、とかいうことも起こっていますし、制度を作る人は性善説ではいけないでしょうね。

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ネットの事件

ポケモンGoプレイヤーを殴り倒した強盗が生中継される – ニューヨーク

TwitchでポケモンGoを遊んでいる自分を中継していたゲーマーが、中継されたままで強盗に殴り倒されるという事件が発生しました。

Twitchのユーザー rickeybot さんの最新動画、02:27:56 に事件は発生しています。ニューヨークの現地時間では夜中の12時13分だということ。

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「まだ警察と話してて、これから病院。顎がひどいことに」

検査の結果、骨が折れてたりということは無かったようですが、数日は腫れているだろうということ。

Ars Technicaがニューヨーク警察に事件について問い合わせたところ、rickeybot さんの持っていた3台のスマートフォンはすべて犯人が持ち去ったということです。

ポケモンGoの影響で、夜でも人がたくさん出歩くようになった、とか伝えられていますが、もともと夜ある国は危険な地域では、起こるべくして起こったと言えるかもしれないですね。ゲーム画面を見ながら歩いている人は狙いやすいのでしょうけど、そのプレイヤーが動画中継しているとは思っていなかったはず。

中継に残っている犯人の表情はそれほど鮮明ではないですが、現地でも大きく報道されているようなので特定は早めにされるかもしれないですね。

via Ars Technica

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ツール

Pokémap – Pokemon Goのポケモン・ジム・ポケストップを可視化する勝手ツール

アメリカ人をトリコにし、任天堂の株価を倍に押し上げた位置情報ゲーム「ポケモンGo」、日本での今日のリリースが2ちゃんねる経由マクドナルドからのリークで延期になった、とかいう話も(本当かどうかわかりませんが)流れて来たりと、これから日本でも熱くなりそうなところです。

Pokémapは、Ahmed Almutawaが始めたばかりのツール開発プロジェクトで、ポケモンGo に出てくるポケモン達、アイテムを得られるポケストップ、奪いあうポケジムなどゲームを簡単に進められるようにする重要情報を、Google Mapベースの地図に表示してしまうというPython製ツールです。

pokemap-top

現在のツールはプログラマでないとセットアップがたいへんそうな作りになっていますが、こんなツールで地図が見えてしまうと、一般のユーザーとの競争はかなり簡単になってしまうのではという心配もあります。

各データは Niantec 社のサーバとの通信を見て取得しているようなので、早晩、通信方法が変更されたり、暗号化されたりするのではと思いますが、熱心なユーザー&開発者が2日間で50人近く contributor として集まったそうで、GitHub 上のプロジェクトページでは一時的にプルリクエストを受け付けませんという表示がされています。

via The Verge