カテゴリー
ネットの事件

アメリカで赤ちゃんの「アレクサちゃん」が年々減少中

こちらの statista 社のインフォグラフィック、アマゾンのスマートスピーカーを呼び出す際の音声アシスタントで使われている “Alexa(アレクサ)”を持つ新生児の数が、サービスの登場した2015年から毎年減少していることを伝えています。

2015年に女の子の名前としてはアメリカで32位の人気だった Alexa は、2019年には 139位に後退しています。

こちらの babynamewizard で見ると、Alexa という名前は1980年代中盤から増え、2000年代に入ってから減る傾向にあったようです。Hacker News で指摘されているように、必ずしもAmazon の Alexa が出たから減っている、とは言えないかもしれません。Amazon Echo 以前に減りつつあった理由はわかりませんが、いろいろな家庭で機械に命令するために使われている”Alexa” を、子供の名前につけちゃって大丈夫かな、と思う人はそれなりに多いのではないかと想像します。

署名サイトで Alexa の名前を使わないよう求めたキャンペーンなども以前にはあり、名前が Alexa の人や子供に既に Alexa とつけていた人たちなどが抗議の声を上げていたようですね。

Apple の音声アシスタント Siri の方は、国勢調査の統計に出てくるほど人数がいるわけではなさそうですが、女性の名前、北欧系の名前 Sigrid のバリエーションとして実在しているようです。

Given name をブランドとして使われることで混乱が起こったり、子供がからかわれたりということはこれまでもあっただろうとは思いますが、音声アシスタントの場合は人間に近い存在として日常的に呼びかけるわけで、同じ名前を持つ人にとっては一度のからかいでは済まないたいへんさがあるように思います。その点では OK Google は問題を起こしにくい名前だったのかと。

via Hacker News

カテゴリー
fun

「ロンドンの時刻を教えて?」 どこのロンドンを返すか

Appleウォッチに「ロンドンは何時?」と訊いたら、数秒間応答が無かったうえに返されたのはカナダのロンドンの時刻だった、というツイッターでの報告がありました。

ジョン・グルーバー氏の有名ブログ Daring Fireball では、自身も Apple Watch を試してカナダのロンドンの時刻が返ってきたことを検証しています。

さらに、同氏の家にある Siri を搭載している HomePod ではイギリスのロンドンの時刻が返ってきたそう。これについて「カナダのロンドンを返すのもコモンセンスが無いが、デバイスごとに一貫してない応答をするのはもっと悪い」と評しています。

冒頭のツイートへの応答では、自分はイギリスの時刻が返ってきた、という人や、イギリスのロンドンとカナダのロンドン、今の場所からの距離が近い方を回答してるのでは、などの推測もありましたが、同じ家の中でも違う回答が来るのはちょっと困りますね。それに、近いとはいってもアメリカ人が訪ねたロンドンのほとんどはイギリスのロンドンの方になるのではと思います。

グルーバー氏はまた、DuckDuckGo, Google/Googleアシスタント, Alexa, Bing の他の検索エンジンやスマートアシスタントをすべて試し、そのどれもがイギリスのロンドンの時刻を返したとレポートしています。

カナダにロンドンがあるのは知りませんでした。Wikipediaによれば人口36万人もいるそうで、かなりの都会ではないですか。なおアメリカ・ケンタッキー州にもロンドンがあり、こちらは群都がある町で人口は7000人台のようです。

オンタリオ州に住んでいる人にとってはカナダのロンドンが正しい場合もあるのかなと思いますが、自動応答に常識を持たせるのは各社の工夫が必要なところでしょうね。

私も以前、Google Maps で日本橋までの所要時間を調べようとして新宿から大阪までの経路が出たことがあります。ここ数年はそんな目には遭っていないので、このあたりも中の人が調整したんでしょうね。

カテゴリー
fun

強い訛りの英語がSiri, アマゾン, グーグルの音声認識にどれぐらい伝わるか実験した動画

変わったアクセントの英語に、各社の音声認識はどれだけ対応できるのか、という実験動画です。

挑戦したのはこちらの8人。英語圏の5つの方言(アメリカ、スコットランド、アイルランド、英国、オーストラリア)に、非ネイティブの日本・ドイツ・イタリア語話者。

アップルの Siri, アマゾンの Alexa, グーグル Home に、それぞれのお題を自分の訛りで話しかけて、認識されるかどうかを見ています。

最初のお題は「ウスターソース(Worcestershire sauce)を買い物リストに入れて」。非英語圏の3人でAlexa が苦戦していますね。(結果 2:09頃) 1:55頃、日本語担当の人がすごい日本語訛り英語で話しても、Google は拾っています。

あとの3問は「ベネディクト・カンバーバッチの生まれた日は?」「ワガドゥグはどこの国の首都?」「Westworldの作者は?」

普通の英語で話せる人たちが、自分の訛りをわざと強調して話しているというところもあるし、たった8人での実験なので個人差によるものも多いだろうと思います。ここで出た結果を見て Google Home が一番、というのは早計過ぎると思いますが、3つのアシスタントといろいろな国の出身者が集まったところで遊びとしてやるのは面白いかもしれません。

これらの会話アシスタントの開発企業はずっと多くのいろいろな訛った話者を使って日夜改善作業をしていることでしょうね。いずれは人間がわからないような強い訛りでも拾えるようになることでしょう。

via Likecool