- 2005-08-23 (火)
サイボウズの小川さんがITmediaで書かれているブログにGoogle vs Microsoftに関する記事が書かれてありました。
Googleは本気でMicrosoftを殺す気でいる、たぶん。この中で「MSの現時点での収益源はOS+Officeであり」との記述が見られますが、これに関連して、オフィスツールに関して前々から思っていたことを少々述べてみたいと思います。Googleは、強力な検索サービスというコアコンピタンスを利して、Orkut、Gmail、Bloggers.comなど、ぱっと見には何の関係もなく、統一感の無い数多くのネットサービスを発表し続けている。...
新しいツールの出現は別のツールへの依存度の低下を招くと思うのですが、ブログツールの出現によって依存度が減ったツールとは何でしょうか。HTMLオーサリングツールではないでしょうか。サイボウズ・ラボのホームページもCMSとしてブログツールを使用しているので、HTMLオーサリングツールは使用していません。また同じようにネット上で文書を記述できるツールとしてWikiというのも出現しています。
ネット上での情報共有が進むと、HTMLオーサリングツールやオフィスツールのようなローカルPC上での文書作成ツールから、ネット上で文書を記述できるツールへの依存度が増して行くような気がします。私自身、表形式のデータやプレゼンテーション資料を作成する際には、さすがにオフィスツールを使用しますが、ワープロを使用する場面はほとんどなくなりました。AJAXなどの技術が研究され、ネット上で表形式のデータの編集環境や、プレゼンテーション資料の編集環境が向上していけば、さらにネット上の編集ツールへの依存度が増していくと考えます。
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