Firefox版拡張とほぼ同等の機能を実現し、複数の問題を修正したJapanize for Internet Explorerの新版をリリースいたしました。
Japanize for Internet Explorer 1.02 (Pre-release)
http://japanize.31tools.com/download/ie/SetupJapanizeIE102.msi
Version 1.00からの主な変更点:
- サイト設定機能を追加
任意のサイトに対して、翻訳の有無を選択することが可能になりました。 - 翻訳データのローカルディスクへのキャッシュ機構を実装
これまで、ページ毎にダウンロードしていた翻訳データをローカルディスクへ保存します。
また、翻訳データの更新方法を変更することも可能です。 - 未翻訳サイトへの翻訳スクリプト挿入を抑制
UserScript版をベースとしていたスクリプトの挿入機構をネイティブコードで実装し高速化と安定性の向上を実現しました。 - 一部表記の変更
- その他bugfix, 安定性向上
今回のVersionは動作ロジックに大きな変更を加えているため、翻訳データやスクリプトデータの通信量が劇的に減少することに加え、JapanizeがIEにかける負荷が大幅に削減されており、より快適なブラウズが可能となり、また動作の安定性も大幅に向上しました。
IEのDOMオブジェクトの制約上、Firefox版と完全に同等の翻訳するには至りませんが、機能上はほぼ同等の機能を実装しています。
当バージョンは、改良点が多い反面で、動作上の変更点が大きいため、段階的なリリース拡大というアプローチで公開させていただきます。
まずはこのエントリーをご覧になった方などからの先行公開となりますが、大きな問題が発生しない限り近日中に既定のダウンロードを1.02へと差し替える予定です。
もし、こちらのバージョンで何らかの不具合等に出会われましたらコメントなどいただければ幸いです。