いよいよ、mix08ウィークがやってまいりました。
巷はIE8祭でにぎわって(?)おりますが、そのあたりはamachang他その方面の偉い人にお任せして、こそこそとSilverlightをやりますよ。
Silverlightが何たるか、の説明はそこいらですぐに見つかると思うので省きます。
とりあえず、Silverlight/XAMLらしく遊びたいなら、まずはExpression Blendで遊んでみるのが一番でしょう。
そんなわけで、Silverlight2対応のExpression Blend 2.5 Previewのインストール方法をまとめてみました。
追記(2008/04/08):
JavaScriptなどLLベースでSilverlight2 SDKを使用した開発環境について別途まとめました。
合わせてご覧ください。
Silverlightランタイムのインストール
今回は、環境整備ということで、中島のVirtual PC上にあるテスト環境用Vistaからお送りします。
まずはさておき、Silverlightのランタイムをインストールしないことには話になりません。
Silverlightには現在いくつかのバージョンがありますが、とりあえず1.0と2.0Beta1をインストールすれば十分でしょう。
それぞれのバージョンは共存できるので、重ねてインストールするだけです。
まずは、
http://silverlight.net/
へアクセス。
たぶん勝手にインストールを即すメッセージが出ますので、とりあえず、それに従ってSilverlight1.0を入れましょう。
既に入ってたらそのままスルー。
1.0は英語ですが、そのまま数回クリックするだけです。
次に、最初のページからリンクされているSilverlight2 Beta1のダウンロードページへ。
http://www.microsoft.com/silverlight/resources/installationFiles.aspx?v=2.0
これも、中ごろのWindowsロゴのボタンを押すだけで、あとはさくさくとインストールできます。
これで、ランタイムのインストールは完了。
何か遊んでみたければ、Silverlight Showcaseあたりに行ってみるといいでしょう。
Expression Blend 2.5 Previewのインストール
Expression Blendは過去にもやたらいろいろバージョンやらpreviewやらが出ていて、違うバージョンのBetaとAlphaが共存していたりわけがわからないところがあるのですが、Silvelight2に限って言えば、今のところ2.5をいればOkです。
なにしろ、2.5の特徴と言えば、
これだけですから。
ダウンロードページはこちら。
Microsoft Expression Blend 2.5 March 2008 Preview
http://www.microsoft.com/expression/products/download.aspx?key=blend2dot5
このページのInstallation Instructions:にあるとおり、残りはBlendを動かすための.NET3.5とBlend本体だけです。
なので、.NET3.5を入れます。
Microsoft .NET Framework 3.5
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=333325FD-AE52-4E35-B531-508D977D32A6&displaylang=ja
.NETってなんぞ? とか、良く知らないんだよね、という人もいるかと思いますが、とりあえず入れましょう。
まーJavaVMとかFlash Playerみたいなもんだ、という程度の認識で十分かと。
これも、.NET1.0/1.1/2.0/3.0/3.5といろいろバージョンがありますが、共存できるので、単に3.5を入れれば十分です。
ちなみに、XPの人なら2.0まで、Vistaの人なら3.0までは標準やWindows Updateで入っているはず。
3.5はVisual Studio 2008と同時にリリースされた最新版です。
.NET 3.5はインストール後に再起動が必要かもしれません。
で、後は、Blend 2.5 Previewを入れるだけ。
Microsoft Expression Blend 2.5 March 2008 Preview
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyId=32A3E916-E681-4955-BC9F-CFBA49273C7C&displaylang=en
インストールが終われば、スタートメニューからBlendを起動してやるだけです。
これにて基本的なSilverlight2開発環境の準備は完了。
スタートアップ画面を(close)して、
[Ok]すれば、Silverlight2アプリケーションプロジェクトが完成です。
適当に編集して[F5]を押せば、開発サーバーが勝手に立ち上がって、出来上がったSilverlight2アプリケーションがブラウザで表示されるという塩梅。
いかがですか?
わりと簡単に環境が作れたでしょう?
あとは、で、どうやって書くの? とか、やっぱXAMLをばきばき書くならVisual Studioも入れるでしょ、とかいうあたりは、後日気が向いたら続く、という方向で...。