« ATLアプリでDPAPIを使用するサンプル | メイン

x64環境でVS2008のATLスマートデバイスプロジェクトがビルドできない件

結論: 単純に、include/lib設定が Program Files (x86) に対応してないだけでした。

既定値で動かないのは明らかにテスト不足だと思います。>VS開発チーム
(ひょっとしたら、うちの環境の作る順番とか原因かもしれないけど...)

具体的に言うと、Wizardでプロジェクト作るだけで、

midl : command line error MIDL1001 : cannot open input file oaidl.idl

こんなビルドエラー。

対策としては、

[ツール]/[オプション]/[プロジェクトおよびソリューション]/[VC++ディレクトリ]
の、

[プラットフォーム] → 作成したいWindows Mobile環境
[ディレクトリを表示するプロジェクト] → [インクルード ファイル] と[ライブラリ ファイル]

を開くと、

C:\Program Files\Windows Mobile 5.0 SDK R2\PocketPC\include\ARMV4I
C:\Program Files\Windows Mobile 5.0 SDK R2\PocketPC\include

とかなっていると思います。

x64環境で、Windows Mobile SDKは通常 Program Files (x86)にインストールされるので、[Program Files] → [Program Files (x86)] と変更するだけ。

あと、おかしいなー、と思ってMIDLの[追加のインクルードファイル]にフルpathを入れたら、空白を含むpathに対応してなかったのもちょっと酷いかも...。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://labs.cybozu.co.jp/cgi-bin/mt-admin/mt-tbp.cgi/1954

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

About

2008年07月10日 13:07に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「ATLアプリでDPAPIを使用するサンプル」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。