Cybozu Labs

BuntanPC プロジェクト

BuntanPC はコンピュータ再設計プロジェクトです。独自設計のコンピュータシステムを作る過程を楽しみ、現代のシステムと比較検討することを目的としています。もともと内田がやっている ComProc プロジェクト から派生しましたが、別のプロジェクトです。BuntanPC は人間が日常で使うためのコンピュータ(つまりパーソナルコンピュータ)、ComProc は組込み向けコンピュータとして差別化しています。ソースコードは GitHub の buntan-pc で公開しています。

2025 年 4 月現在、ComProc から CPU とコンパイラを流用し、それらを用いて BuntanPC 専用に開発した DOS が動いています。DOS の上では簡易なシェルが動き、SD カードの読み書きや機械語によるプログラミングが可能となっています。動作の様子を撮影した動画を見ていただくと雰囲気が分かるかと思います。

2025 年 4 月現在、BuntanPC の進化アイデアを探しています。例えばグラフ型ファイルシステムは実装したい機能の一つです。また、設計の参考にするため、過去に発表された興味深い設計の CPU を調査するといったこともやっています。

対外露出