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2007年01月30日

世界の経済活動を3DにしたFlash地球儀

via digg

economical-globe-flash.png

経済活動の量に応じて赤い棒が立っている地球儀のフラッシュ

視覚化(Visualization)の面白さだねえ。

基データはイェール大学のG-Econプロジェクトの成果物らしい。GDPを基に、緯度1度、経度1度の範囲をセル(cell)としたGCP(Gross Cell Product)というのを考えて、セルあたりのGDPを(どうやったのかわからないけど)求めている。

G-Econプロジェクトのサイトでは、世界各国のデータが公開されている。それぞれ国ごとにも可視化されていて、日本のデータを使ったものがこれ

Japan_3dmap.JPG

ベトナムとか

Vietnam_3dmap.jpg

旅行や出張で全然知らない国に行ったりするときに、どのへんが栄えてるのかわかっていいかもしれない。

投稿者 秋元 : 10:22 | トラックバック

2007年01月29日

外務省サイトがAlexa(アレクサ)で世界2位の外務省サイトだそうで

外務省のHPが人気、111カ国中アクセス2位

世界各国の外務省との比較ということだ。何で測ったのかと思ったら、

外務省が「客観的な評価サイト」とみなしている米国のアレクサ・インターネット社

ということ。Alexaか。外務省のお墨付きになったの?

日本は米国務省に続き、3位サウジアラビア、4位中国、5位フランスをしのいだ

ということなので、実際にAlexaに食わせてみた。

アメリカ、日本、サウジアラビア、中国、フランスのグラフ

アメリカの国務省が圧倒的だ、というのはわかった。日本は確かに2位なんだけど、記事から受けるような印象とは違い、むしろどんどんアクセス数が減っているように見える。

アメリカを除いたグラフがこちら。

[関連]

日本のアクセス数トップ500サイト

Alexa ランキング―どれだけ信頼できるか―

投稿者 秋元 : 16:32 | トラックバック

2007年01月26日

FirefoxのURL Fixer拡張とアドレスバー・ショートカットキー

via del.icio.us/popular

URL FixerというFirefoxブラウザのアドオンがあるようだ。

これは、ブラウザのアドレスバーに直接URLを入力するようなときに、"ttp:"とか".con"といった打ち間違いを、リクエスト発行前に検知して修正してくれるものらしい。

ただ、何をどう修正するかという辞書は内蔵で触れないようで、さっそく「".ed"は".edu"(学校)じゃなくて".de"に直してくれ」というドイツ人とか、コメントでいろいろ文句が出ている。人それぞれ普段アクセスするドメインが違うからしかたがないか。

[追記] URL Fixerとそのインストールについては、今朝すでにpop*popで紹介されていたようだ。

それはそれとして、コメント欄で「そんなことしなくてもショートカットを使えば、あんまり間違わなくなるよ」という突っ込みがあって、

改行の代わりに [Ctrl]+[Enter] でアドレスバーを確定させると、"http://" と ".com"を追加してアクセスしてくれるらしい。

同様に、

[Shift]+[Enter] で .net

[Ctrl]+[Shift]+[Enter] で .org

をつけてくれるという。

"2ch[Shift]+[Enter]"で2ちゃんねるへ、x51[Ctrl]+[Shift]+[Enter]でX51.ORGにいけるわけだ。

キーボード右側のCtrl, Shift, Enterキーを使えば、かなり短い手数で特定のサイトを入力できるようになるかも。

このショートカットは知らなかったなあ、と思ったが、すでに、WebデザインBLOGというブログで日本語でも先月紹介されていたようだ。

まあ、".jp"と".co.jp"が無いと、日本語ユーザにはちょっとものたりないところはあるけど。".org"じゃなくて".jp"に変える、みたいなことができるのかな。

投稿者 秋元 : 10:37 | コメント (2) | トラックバック

2007年01月24日

ドイツのGoogleドメインが一時的に他者の支配下に

via digg

Googleのドイツ版google.deが、一晩他者のサーバに切り替わるという事件が起こったようだ。(昨晩のGoogle.deの画面イメージ from Google Blogscoped)

goneo-screen.jpg

TechCrunchは「Googleの更新忘れ」という説明をしているが、実はそうではなく、現在Google.deは元通りに復旧している。

この事件、Google Blogscopedによると、ある人物からドイツ国内のGoneoというドメイン管理業者に対して、google.deの所有権のリクエストがあり、それまで持ち主とされていたはずのGoogleへの問い合わせに対してGoogle5日間返事をしなかったために発生したらしい。

投稿者 秋元 : 13:30 | トラックバック

2007年01月22日

Web担当者 現場のノウハウ Vol.4に寄稿しました

マーケテイングの本ですが、18日発売のインプレスR&D・Web担当者 現場のノウハウ Vol.4に記事を書きました。

web_tan_04.gif

『[特集]アクセス向上99のワザ』という、ウェブサイトのアクセス数を増やすための様々な方法を解説した特集で、SEOのティップス部分を担当しています。

投稿者 秋元 : 13:58 | トラックバック

舌で見るカメラ

目の不自由な人でも、舌を使ってものが見えるようにするための研究、というのがあるそうな。

このブレインポート(Brainport)というシステム、カメラで撮影した風景を入力とし、信号を変換して舌に刺激を与えるデバイスで出力する。

舌からのシグナルを景色として認識できるように脳を訓練することで、通路やオブジェクトを認識できるようになるということだ。ビデオに出てきた男性は、パッカーズのチームロゴまでわかるようになっている。

将来はもっと解像度を上げて、より多くの情報が舌からわかるようになるということ。とても期待できる技術だと思った。

投稿者 秋元 : 12:26 | コメント (4) | トラックバック

ランダム広告ジェネレータ

via del.icio.us/popular

The Ad Generator(theがつくのか)は、広告+コピーをランダムに作って表示してくれるサイト。"LAUNCH THE GENERATOR"をクリックすると、一定間隔でいろいろな広告案を表示してくれる。

random_ad.png

ad-generator2.png

ad-generator3.png

ランダムに主語や動詞をくっつけて思いもかけない文章を作るようなジェネレータは昔からあるけど、あれを写真+文章に置き換えたようなもの。写真はflickrから引っ張ってきているらしい。完全なランダムというより、文章にそれなりに関係のあるような写真が組になってるようにも思うんだけどどうだろう。

選ばれた広告コピーに深いものが多いので、生成された広告もそれっぽく見える。ずっと眺めていても違うものがでてくるところも飽きさせない。

投稿者 秋元 : 08:50 | トラックバック

2007年01月21日

サトシを探せ・ゲーム

via digg

その名もfindsatoshi.com
(サトシを探せ)
というドメインで行われているのは、イギリスのゲーム会社が行っている、ある写真に映っている人物を、ワールドワイドウェブでみんなで探そう、というゲーム企画。

findsatoshi.png

写真の背景はフランスのアルザス州だということはわかっているらしい。

また、写真のサトシさんは、このコンテストの開催に同意しているということなので、顔写真の公開に問題はなさそう。そのまま転載していいかは不明だったのでページのサムネイルにした。写真はリンク先で確認されたし。

「日本の協力者大募集中」ということなのでサトシさんを知ってる人は連絡してみては。

投稿者 秋元 : 10:00 | トラックバック

2007年01月20日

ロケットの打ち上げを遊ぶGravity Launch

via digg


gravity-launch.png

Gravity Launchは、重力に逆らってロケットを発射し、目的地の宇宙ステーションを通過させるというゲーム。

パラメータは発射角と発射時の速度のみ。あとは地球や月の重力をうまく利用して、意図したコースに宇宙ロケットを乗せないといけない。強すぎると宇宙の彼方へ行ってしまうし、弱いと重力につかまって衛星化したり墜落したりする。

とても簡単な操作で、重力とかロケットについてなんとなく理解が得られるという点で、子供とかにやらせてみたいかも。

# 5面が難しくて先に行けない

[関連]

Google Earthで軌道エレベータ

一方ロシアは鉛筆を使った の真相

宇宙の歴史 on Flash

投稿者 秋元 : 12:42 | コメント (6) | トラックバック

Google AdSense規約改訂に関する続報

Google AdSenseの規約がさらに窮屈にで紹介したブログJensenseで情報のアップデートがされた

Google AdSenseチームへ問い合わせて、今回の新ルールからはっきり読み取れなかったところを確認したということ。

それによれば、AdSenseに類似のデザインで別会社の広告を併用することが禁止されたのは確かだが、過去にあった「他社のコンテクチュアル広告を並べてはいけない」というルールについては、逆に無くなり、違反ではなくなった、という確認がされている。

# 有名とはいえ一ブロガーのブログエントリだし、AdSenseをビジネスの糧にしているような人はご自分で確認をされたし

日本ではAdSenseが圧倒的だと思うが、ブレイナーなど他のコンテキストマッチ広告や、いずれ上陸するかもしれないYahoo!のYPN(といっても、現時点ではYPNの規約の方にAdSenseとの共存を禁ずる規約があるらしい)やマイクロソフトのAdCenterを併用してもよくなった点は、初報で報じたような窮屈さだけの改訂ではないのかもしれない。

「似ているデザインの広告」の判断がGoogle側内部にある点で、依然リスクはあると思うが、まあこれは実際の運用でどんな他社広告が「似ている」とされていくかを観測する必要があるだろう。

投稿者 秋元 : 11:28 | トラックバック

2007年01月18日

Google AdSenseの規約がさらに窮屈に

Google AdSenseの表示に関するルールがさらに厳しく改訂されたようだ。英語の方の規約変更の指摘記事が出てて気づいた。たしかに「2007年1月更新」となっている。

一番大きなのは、このヘルプの最後にある「競合する広告とサービス」だろう。引用する。

ユーザーの混乱を回避するため、Google の広告または検索ボックスと同じレイアウトや色を使用している広告やサービスが表示されるウェブサイトでは、Google の広告または検索ボックスを表示できません。サイトで広告を直接販売している場合でも、お客様の責任のもとでこれらの広告が Google 広告を模倣したものとならないよう注意してください。

これまで、「Google AdSenseを置くなら、他社のコンテキストマッチ広告は置いちゃだめだよ」というルールがあった。しかし、コンテキストマッチじゃない普通の広告については特に規制されてなかったので、アドセンスと他のアフィリエイト広告などを並べて出している人は多かったと思う。

そのときに、他社のアフィリエイトの広告も、AdSense風に表示してるというのも見かけるけど、今回はこれがダメになりそうだ。

サイト(ここ注意: ページじゃなくサイト)でAdSenseと同じデザインの広告を置いちゃいけない、ということは、ひょっとすると代替広告のデザインにもかかってくるんだろうか。代替広告をAdSenseと同じデザインにする、なんていうのはページデザイン上もやりそうなんだけど、こっちのページでAdSense、あっちのページで代替広告が表示されたときに、サイト内ではGoogle広告の模倣扱いとなってしまう気がする。

リンク先のブログでは、AdSenseとYahoo! Publisher Network(米Yahooのコンテキストマッチ広告。日本未上陸)を半分ずつランダムで表示してパフォーマンスを見るような使い方もひっかかるのでは、という見解が示されている。

AdSenseとその他の広告の両方を扱っているサイトのオーナーは、早めにチェックして必要なら見直したほうがいいかもしれない。

[追記] 続報では、他社コンテキストマッチ広告についてはむしろ寛容になった、との情報が出ている

投稿者 秋元 : 22:20 | トラックバック

ジョブズとゲイツのキーノートスピーチ解析タグクラウド

Bill Gates and Steve Jobs: Keynote text analysisというブログで、先週あったスティーブ・ジョブズビル・ゲイツのキーノートスピーチ対決を分析している。

タグクラウド化されているので、なんとなくそれぞれの話してる内容の違いが見えてくる。

ジョブズのキーノート

jobscloud.jpg

ゲイツのキーノート

gatescloud.jpg

ジョブズのほうは、「電話! iPhone iPod AppleTV iTunes 写真に動画でグレートでクールな機器!」という感じ。(ほんとか?)

製品名が良く出てるんだね。

ゲイツのは「グレートな機器 Windows! Vista 家庭に届ける ハードウェア、ユーザ できる!」と。

タグクラウドだけじゃなくて、難しい単語がどれぐらい入ってるか、文章の簡単さなどの指標も分析されている。ジョブズのスピーチ文は、ゲイツのそれに比べると、センテンスの短さ、難しい単語の登場率、文章の簡単さなどで倍近い数値を出しているということ。

ジョブズのスピーチがすごいのは何よりも練習だ、という意見に僕は賛成だけど、上記の記事を見ると、それ以外にも文章そのものがわかりやすく工夫されてるのかもな、と思う。

元記事にはオマケでマイケル・デルのスピーチも分析されている。グレートなデジタルオンラインゲームについて語ってるらしい。興味あればどうぞ。

投稿者 秋元 : 18:53 | トラックバック

2007年01月17日

インドのカラム大統領がYahoo! Answersで質問

via digg

英語圏のQ and Aサービスとして好調が伝えられているYahoo! Answers(日本のYahoo! 知恵袋と同系列のシステム)で、インドの現役大統領であるカラム博士が質問している

indian-president.png

質問内容は、「今後地球人口が80億にもなっていく中で、テロをなくして自由な地球を実現するための斬新なアイデアは無いものだろうか?」というもの。

まあ実際のところ、Yahoo! Answersのプロモーションの一環でもあり、優秀な回答には賞品が出るそうだが。

すでに回答は7000件近く寄せられている。このテーマについて面白いアイデアがある人は、英語になるけれど回答してみてはどうだろうか?

投稿者 秋元 : 13:12 | トラックバック

2007年01月16日

90年前の携帯電話

モスクワの地下鉄通路に書かれた壁画に、ノートパソコンを開き、左手にPDA、右手に携帯電話を持っている男が描かれているとか。タイムトラベラー?


metro_prophecy.jpg

なんか形が似ている別のものだろうね。よく考えたら、この壁画が90年前のものだ、という証拠もないか…

投稿者 秋元 : 10:44 | コメント (1) | トラックバック

2007年01月15日

ポエム化とか言わず

URLをポエム化して著作権で縛る、なんて迂遠なことを言わず、URLを契約書にすればいいんじゃないかなあ。

このエントリのように。いや、冗談だけど。

# 契約書の成立条件をちゃんと知らないので内容は適当

投稿者 秋元 : 16:53 | トラックバック

Google Earthで軌道エレベータ

via digg

壮大な構想か机上の空論か、軌道エレベータ。もし実現できるなら、宇宙へ重いものを運ぶのにこれほど低コストな方法は無いという。

Google Earthでユーザの建造物が表示できることから、軌道エレベータのモデルを作った人が現れた

google-earth-space-elevator.png

Google Earthで表示 (Google Earth のインストールが必要)

Google Mapsで表示 (表示させるデータの量が多すぎるとかで、現在エラーになってしまう)

# 「まっすぐ天へ」再開しないかなあ…

投稿者 秋元 : 09:51 | トラックバック

Wiiのもらえるトイレ我慢大会で水中毒死者が

カリフォルニア州サクラメントで、水を飲んでいちばんおしっこを我慢した人は任天堂の新ゲーム機Wiiをもらえるというラジオ局のコンテストに参加した女性が、帰宅後に死亡したというニュースが。(CNN, YouTube)

# Wiiとおしっこ(Wee)をかけた大会らしい。なんかアメリカっぽいコンテストだな

死因は「水中毒」ということらしい。水だって飲みすぎれば中毒死してしまう、ということか。

毎週毎週、「ナントカを食べれば体にいい」みたいなテレビを見て、次々と別の食品に群がってる人たちがいるみたいだけど、水ですら取りすぎで死ぬんだから、何だって集中して摂取しちゃ体に悪いよなあ。など思ったり。

[追記 2006.01.16] BBC Newsで、水の過剰摂取でどんな問題が起こるのか、なぜこの女性は死に至ったのか、が解説された

[追記 2006.01.17] いろんなところで報道されてるようだが、このラジオ局が事件に関連して10人の局員を解雇したとのこと。

投稿者 秋元 : 00:26 | トラックバック

2007年01月14日

"Google"を打ち間違えただけで起こる悲劇

PCを起動し、IEから"google.com"を"goggle.com"と打ち間違えただけで、どんなひどいことが起こるか、というのを見せる映像。

とはいっても、Windows XPをアップデートしてないとか、IEで開くとかいろいろな条件が必要で誰でもこうなるわけではないみたいだけど。

google.comに似たドメイン名を取得し、そこにウィルスをばらまくようなページを設置して、ミスタイプするユーザを待ち構える人がいる、ということだろう。google.comぐらいになると、ミスタイプする人だけで毎日かなりの数いるに違いない。

アップデートしてないWindows XPなんてものが手元には無いので、どこまで再現するかは試してない。

あと、「ご家庭では試さないでください」、「この映像を作成するにあたって、どんな動物も犠牲になっていません」とかのちょっとしたジョークも面白い。

Windows Updateをかけてない人は決して真似しないように。というか、すぐ更新したほうがいいよほんと。

[2008.02.27 更新]

元の動画がYouTubeから消えていたので、同じ内容のものを探して差し替えました。コメントの方ありがとうございました。

また、Windows Vistaで同じサイトにアクセスした場合に、警告が出たりして、致命的なことにはならないようになっているよ、という比較動画もみつけました。


投稿者 秋元 : 20:57 | コメント (2) | トラックバック

日本のアクセス数トップ500サイト

いまさらながら12月の開発合宿の作成物(の一つ)を公開。

日本のアクセス数トップ500サイト

alexa-japan-ranking.png

アクセス数を配布したツールバーなどから集めてきたデータを基に推定するAlexaには、世界のトップ500日本のトップ100というランキングもある。

日本のサイトももう少し下の順位まで見てみたかったので、500位までを取得させている。また、日本国内の順位のほかに、世界での順位も併記するようにしたので、日本のサービスと世界(とくに英語圏)のサービスの規模感の比較もできるのではないかと思っている。

日本語でも英語でもサービスしているようなドメインでは、世界ランキングでは順位が入れ替わることもあるので面白い。

このウェブアプリケーション、もともと11月に出したマッシュアップ本で作成した4つのマッシュアップサンプルの一つを基にしている。「PHP×WebサービスAPIコネクションズ」を持っている方は、サンプルコードをベースに、同じようなものを作って公開することもできるだろう。

各サイトのサムネイル表示には、前の開発合宿でご一緒したイトマサさんのSimpleAPIウェブサイトサムネイル生成APIを使っている。

Googleページランクの計算については、サイドフィードの赤松さんに改良版コードをもらい、それを使った。

また、こちらも開発合宿でご一緒したブレイナーの本田さんが運営されているコンテンツ連動広告のサービスを下に入れてみた。

まさに開発合宿参加記念、という感じか。

なお、Alexaの出すアクセス数やランキングの信頼度については Alexa ランキング―どれだけ信頼できるか― も参考にどうぞ。

[追記] Alexaのランキングで出るのはドメイン名だけなんだけど、そのドメインからドメインの代表的なトップページを得るところをちゃんと作りこんでない。(一律 "www." をつけてるけど、"www."つきではアクセスできないドメインもあるし、del.icio.us のようにサブドメインが代表的なドメインの場合もちゃんとサムネイルが表示されてない) ドメインから代表ページを取得するのってどうしたら簡単だろう? と訊いてみる。

投稿者 秋元 : 19:00 | トラックバック

「ヒューマン2.0」感想

かなり遅くなったが、出版記念パーティーに呼んでいただいた書籍「ヒューマン2.0」の感想。

Cover

じつは、渡辺千賀さんのブログ On Off and Beyondは僕はかなり前から読んでいる。RSSリーダーも使ってたかどうかというぐらい前だ。

僕が転職でサンフランシスコに移ったのが2002年の初め頃。サイボウズという日本企業の米国子会社ではあったが、アメリカに住むこともアメリカ人と働くことも初めての経験で、ベイエリアがどういうところなのか、同僚たちとはどのようにつきあっていけばいいのか、やっていいことといけないことは何か、といったことを知りたくてネットを探し回った。

そのときに見つけたいくつかの、アメリカ在住の日本人によるブログの中で、ためになり、またもっとも面白かったのが On Off and Beyond だった。(今渡辺さんのブログを見たら2002年の11月が一番古い記事だけど、その前にも別の場所で書かれていたのではなかったかと思う。移転の案内を見た記憶もあるし)

「ヒューマン2.0」は、その面白くてためになるブログから、さらに一番いいところを切り出してまとめられたような本だ。

これからベイエリア・シリコンバレーに行こうと思っている人や、仕事相手であるアメリカ人の行動原理を知りたい人たち、あるいは、シリコンバレー的な会社・チーム運営のよいところ(だけ)を取り入れてみたいと思うような人にとっても、新書一冊でいいとこだけまとまっているこの本は非常にオススメだ。実際にリアルタイムで渡辺さんのブログを読んできて、そこで得た知識で3年半のサンフランシスコ生活を乗り切った僕が言うんだから。

滞米中にお会いできる機会はなかったが、帰国してかなり経ってからこのような機会でお会いできたことは、ファンの一人としてとても良かった。

投稿者 秋元 : 15:14 | トラックバック

2007年01月13日

スキャナで奏でるエリーゼのために

via del.icio.us/popular

動画が見られる人は見てもらうのが一番早い

スキャナのヘッドが「エリーゼのために」を演奏している。

どんなスキャナでもこれができるというわけではなくて、HPのスキャンジェット4c/4pというスキャナに搭載された隠し機能を、さらにソフトウェアを書いて呼んでいるそうだ。ソースも公開されている。

スキャンジェット4c/4pは日本でも売られていたようだ。もう10年以上前の機種だからあまりないかもしれないけど、もし職場にあったら、突然スキャナで音楽を鳴らしてみるイタズラも楽しいかもしれない。

投稿者 秋元 : 15:03 | コメント (2) | トラックバック

2007年01月12日

タワー防衛ゲームの改良版?

via digg

改良版か亜流かわからないけど、

http://forum.alcoholreport.com/towers2.swf

前のやつは、塔のバリエーションがいろいろあるわりに、性能差がありすぎて結局やり方に幅がなかったけど、この新しいのはそのへんの面白さを考慮してるのだろうか。

投稿者 秋元 : 14:32 | コメント (3) | トラックバック

もしGoogleがYahoo!みたいなページを作ったら?

via digg

Yahoo!といっても米国のほうね。昔のYahoo.comを継承してる感じのあるYahoo! Japanのデザインとはかなりかけはなれている。

これは手で作ったものらしいけど、Googleのパーソナライズドページでがんばって、それなりに似せたものを作れたりしないのかな。デザイン上の制約は大きいとは思うけど。

Yahoo_Google.jpg

[関連]

GoogleがYahoo!をインスパイア?

投稿者 秋元 : 11:21 | トラックバック

画像が表示されなくなってしまいました

とある手紙 via del.icio.us/popular

はじめまして

率直に言って、私はとても動揺しています。私のホームページでは貴社サイトの画像を長年使ってきたのですが、突然それが表示されなくなってしまい、とても心配しています。私の困難なビジネスのために不可欠なホームページなのに、貴社は画像の位置を消すか移すかしてしまったのですから。

私はそれらの画像を広告のために利用してきました。この突然の、予告もない変更のせいで、私は貴社が画像を移転した場所を探しまわり、元通り表示されるように修正しないといけなくなります。もしあなたが元の画像を復元しなければ、残念ですが当方の弁護士に連絡を取らなければならないかもしれません。

それにしても、なぜ今回のようなことをされたのでしょう? 私は誠実な事業者ですが、私達のような零細事業はえてして軽視されがちです。私にとって、目的にあった画像を探すというのがとても大変だということをわかってほしいのです。今私は、貴社の画像を再び探し回らなければならない状況です。それらをすべて元通りに戻してください。あなたも、私が弁護士を呼ぶような事態は望まれていないでしょう。

メールまたは以下の電話番号へ連絡いただきたいと思います。


投稿者 秋元 : 10:52 | トラックバック

2007年01月10日

よくある英語のソーシャルコメント・ジェネレータ

via digg

アメリカのソーシャルニュース最大手diggでは、投稿された各ニュースに対して面白さを評価する(digg)だけではなく、それぞれのユーザがコメントを残せるようになっている。

今回、過去の125万個にものぼるコメントを統計して、「よくあるコメント」のランキングを抽出した人がでてきた。

この、よくあるコメントの一覧は、「英語で」「端的に」「意思を表示する」ための単語&フレーズの集大成、と言えるかもしれない。

ランキングの1位「duggmirror.com」は、diggに載ったことでアクセス集中して落ちたときに良く使われるミラーサイトなので置いておくとして、2位からは「...」「lol(大笑い)」「bury(まあまあ、おちつけ)」「cool(いかす)」「oops(おっと)」「nice(いいね)」「lame(ださい)」などと続く。

よくあるコメントデータを使って、よくあるコメントを生成してくれるジェネレータも公開されている。ボタンを押すたびに、何か適当なあいづちや感想を返してくれる。

日本語でも一般会話とネットでの書き込みが違うように、日常会話で良く使われるものとは異なるけれど、ネット掲示板、メール、チャットなどで英語圏の人とやりとりするときに知っているといいフレーズかもしれない。

投稿者 秋元 : 14:18 | トラックバック

2007年01月09日

The ひらがな Song

ひらがなを順番に読んでいく妙な歌を発見。The HIRAGANA SONG(音が出るので注意)

HiraganaGoodnightKissMusicBMI.jpg

ページを開くと歌が始まる。歌詞も全部載っている。下の方には、歌手、作詞、作曲のそれぞれのプロフィール。

歌っているのはAlyssa Collinsというカナダのオタワにs住む、日本のアニメが好きな15歳の少女ということだ。

なんというか、脱力する。

投稿者 秋元 : 15:00 | トラックバック

2007年01月07日

Webページ中の特定箇所を強調して伝えるcitebite

via del.icio.us/popular

cb_logo_m.gif

citebite.comは、指定したURLとフレーズを基に、そのURLのフレーズを強調するページを作成してくれるサービス。

日本語のフレーズは、残念ながらエラーチェックで弾かれてしまうようだ。サイボウズ・ラボのリクルートページで英単語を強調してみるとこんなふうになる

非常に単純な機能だけど、ページだけを示すのではなく、ページのコンテンツのココを見てほしい、と伝えるときには便利かもしれない。紹介されたURLがオリジナルのページでは無くcitebiteに属するURLになる点に注意は必要だが。

投稿者 秋元 : 14:56 | トラックバック

プログラミング2.0

Programming 2.0 from O'Reilly Rader

O'Reillyが、送られてきたメールに書かれていたプログラミング2.0の定義を紹介している。

Programming 2.0
1.02.0
バイナリテキスト
コンパイルプラグイン
書く→コンパイル→実行→テスト書く→テスト→実行
周期的なリリースリアルタイムの更新
エンドユーザによるベータテストユーザ作成のライブラリ
ベンダー制御エンドユーザ制御
遅い速い
中央集中/プロプライエタリ分散/オープン
生産に注力創造に注力
手続きオブジェクト指向
コードのカスタマイズカスタマイズできるコード
壊れやすいアジャイル
「社外ライブラリを信用しない症候群」「ちょっと友達に手伝ってもらった」
一枚岩モジュール構造
大きなことが強み小さなことが強み

O'Reillyも、上記の全部に賛成しているわけではないが。おおまかには、さまざまなプログラミングの現場で、あるいはプログラマーの意識における優先順位において、上記のような変化が起こり、続いているところはあると思う。

投稿者 秋元 : 05:10 | トラックバック

出会い系で知り合った女性が美人じゃないことに絶望して自殺した少年

via digg

中国の黒竜江省林口県からのニュース

17歳の少年が、ネットで仲良くなった「自称19歳の美人」に電車に乗って会いに行ったところ、実は相手が10歳以上年上だった上に美人でも無かったことに失望し帰宅。食事も取らず部屋に篭っていたところ、件の女性が家まで電話をかけてきたことで親にもすべてがばれ、翌日首を吊って自殺したという。

年齢詐称は良くないと思うけど、「美人じゃなかった」で自殺された女性のほうもたいへんだわなあ。

少年はネットカフェでネットにアクセスしていて、QQというチャットサービスを使っていたらしい。QQというのは中国でかなり人気のあるインスタントメッセンジャーサービスだったと思う。

[参考] 美女变恐龙小小少年失望自杀

投稿者 秋元 : 01:05 | コメント (3) | トラックバック

2007年01月06日

Wiiの次にくる?インタフェース

センサーを組み込んだコントローラで、実際のスポーツの動きに近い入力ができるWiiが評判になっているが、もっと自由なインタフェースを試しているデモの動画があった。

声を上げるとパワーが溜まったり、好きな武器を使うとそのままゲーム画面に出たり、ジャンプなど実際のプレイヤーの動きよりも誇張された技が出たり、というもの。

両側にゲーム画面があるのは、プレイヤーがどちらを向いていても遊べるようにするためだろう。理想的には四方や上方にもディスプレイが必要なのかもしれない。

最後の方の二人プレイは、さすがに無理がある。プレイヤー同士が現実世界で干渉してしまうからね。

投稿者 秋元 : 20:31 | トラックバック

2007年01月05日

もしかして…ジェネレータ

wanna-join-cybozulabs.png

もしかしてジェネレータ。

作りたい人はこちらへ

投稿者 秋元 : 22:09 | トラックバック

Amazonによる有料Q&Aサービスnownowがベータ開始

Google Answersの撤退も記憶に新しい中、あたらしい有料のQ&AサービスnownowがAmazonによって開始された。

nownow-logo.gif

携帯電話からメールでnownowに質問を投げることで、24時間以内に「人力による」回答を3件まで、メールで返送してくるらしい。一件あたりの質問料金は、25セント(30円ぐらい)に収まることを予想しているということ。

回答は人手で行なわれて、この回答者というのはGoogle Answersで用意されていた回答のプロではなく、Amazon Mechanical Turk経由で集められた他ユーザということだ。(Mechanical Turkに登録して、nownowから来た質問を探して回答できるということだ。こちらは招待制じゃない)

回答には、回答の根拠となるURLがつけられるようだ。回答の質についても質問者が査定することができて、良い回答をしたものがより報われる仕組みらしい。

現在、招待制によるベータが行なわれていて、招待されればベータ期間中は無料で質問できるらしいのだけれど。トップページから質問を書いてみたら、Amazonのログインページに飛ばされたので、Amazonのアカウントで課金されるのだろう。(Amazonアカウントでログインしたが、招待者のメールアドレスを入れろと言われてしまい、質問は受理されなかった)

携帯からメールで使われることを想定して作られたらしいが、PCからでも、nownowのサイト上のフォームから質問をすることはできる。

最近の質問の3つ目に新しいものの日付が一年前になっていることから、本当にベータ運用が始まったばかりのようだ。

少額の報酬で運営されるQ&Aサイト、ということで、人力検索はてな、に非常に近いように思える。いきなり携帯+メールから来たのは、PCの前に座っているときよりも外出時の方が、こういった人力によるQ&Aの需要があると考えているからかもしれない。

それと、今はテキストメールベースでも、音声で尋ねて音声で解答というインタフェースも将来取れそうだし、十分な質の良い回答者が集められれば、面白いサービスとなりそうだ。

投稿者 秋元 : 12:06 | コメント (2) | トラックバック