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2008年03月18日

Codetcha プログラマだけが解けるデバッグを利用したCAPTCHA

Codetchaは、なんと提示されたJavascriptをデバッグすることで自分が人間であることを証明するというCAPTCHAのアイデア。

コンセプトデモで試すことができる。表示されたJavascriptの中のバグを修正して、[Test Code]で実行すると、コードが表示され、そのコードで[Submit answer]することで先に進めるようになる。

codetcha-demo.png

そんな大層な間違いではないので、プログラマならすぐに直せるだろうけれど、プログラミングをしたことがない人とか、スパマーのスクリプトには解くのは大変だろう。プログラムを直せないと進めないCAPTCHAは、技術者だけが参加できる掲示板みたいなものに使われるのだろうか。

コンセプトデモでは、元々ちゃんと動くコードに、変数名や変数をランダムで生成した上で、関数名を一文字置換したり、スペースを空けるべきところをランダムに詰めてみたりすることで、「ちょっとだけ間違ったプログラムコード」を作っているようだ。

人間にだけ解けてプログラムには解けないクイズを出すことでスパムを防ぐのがCAPTCHAなわけで、これまで英文法CAPTCHA子猫認証など紹介したことがあるし、単純に日本語や漢字をフォームに入れさせることで日本語が読めないユーザを除外するようなものもたまに見かける。

このプログラミングCAPTCHAにCAPTHCAを利用してOCRの精度をあげるreCAPTCHAのアイデアを被せると、ユニットテストだけ提供して訪問者にプログラムを開発させることができたりして?

投稿者 秋元 : 2008年03月18日 12:40

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