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2008年10月31日
[告知] ITバレー・カンファレンス@まつやま
今見たらはてなブックマークとかも多数ついているけど、本社開発部のCyDNブログで、地方でのソフトウェア開発について書いているエントリが出ている。
サイボウズは創業者が会社を立ち上げたゆかりの地である愛媛にも開発部を設立していて、そこのチームで一つの製品を開発している。上のブログエントリは、地方で人を集めて開発を行なうことの大変さ、が伝わる内容だ。
上のブログの末尾にもあるけど、そういった地方問題を議論するという目的で、サイボウズ主催のカンファレンスを愛媛でやるそうだ。
僕自身は愛媛とは縁がないけれど、やはり地方(富山)出身で、実家のまわりでのソフトウェア産業が東京とは比べることもできないほど貧相なのは同じ。ネットワーク経由で離れて仕事することも技術的には可能になりつつあるし、大都会だけではない産業の盛り上がりには期待したいと思っている。
今日のMySQL Conferenceでも、たまたまアメリカからのスピーカーとの雑談でテレワーキングの話になって、日本じゃなかなか進まないと愚痴ったんだけど、アメリカでも十年以上前には同じような状況だったと言われた。大きなきっかけがあって変わったわけではなくて、毎年毎月少しずつ意識が変わっていって、今では田舎からリモートで働く選択も普通になったという。タマゴとニワトリというか、個々の会社で場所の縛りが緩くなっていけば、会社自身が地方に存在できるほど人材のほうもばらける可能性もある。極端な例としてはWordPressのAutomatic社のような、全員がリモートという会社も増えるかもしれないよね。
11月22日のこのカンファレンスでは、サイボウズ・ラボ社長の畑や、ウノウの声のでかい尾藤さん(声がでかいのみならずプレゼンも面白い)とかも話すようだ。愛媛在住のプログラマの方にぜひご検討いただければと。→カンファレンスのページ
2008年10月30日
MySQLコンファレンス2008に参加中
今日と明日の二日間。選んでいるセッション(全3トラック)が人気なだけかもしれないけど、かなり来場者が多い。
Brian Aker氏のmemcached概説資料 [pdf]
2008年10月27日
書評: 集合知プログラミング(Programming Collective Intelligence)
献本いただいたもの。
翻訳が出ると聞いてからずっと気になっていた本なので、いただけたのはとてもラッキーだった。
集合知プログラミング
著者/訳者:Toby Segaran
出版社:オライリージャパン( 2008-07-25 )
定価:¥ 3,570
原題(Building Smart Web 2.0 Application)にあるとおり、集合知プログラミングは、ウェブサイトの背後でいろいろと賢いことをするために使えるいろいろな技法を広く紹介した技術書だ。
- 大勢の過去の行動データから推薦を行なう
- 集団をグループに分ける
- 検索エンジンとランクづけ
- 最適解を低コストで見つける
- スパム判定
- 条件判定のルールを生成する
- 価格モデルを作っての価格予測
- カーネルメソッドやサポートベクトルマシン
- 遺伝的プログラミング
といったトピックが、Pythonのサンプルコードとあわせて解説されている。
内容は、読むのに時間かかったし、一通り通しで読んだけれどもう一度読まないといけないな、と思っているので、決して簡単とは思わない。しかし、説明している内容を思えば、解説はとてもわかりやすくなっている。サンプルプログラムも驚くほど簡潔で、Pythonということもあり追って読むのは難しくない。
サンプルでは、オンメモリか、せいぜいで簡易なDBを使ってデータ処理をしているので、あくまで実装の理屈を学ぶための本だと思う。大規模なサイトの場合は、本書でサンプルとして使われるデータよりもさらに大量のデータを扱わなければならないので、本書のサンプルでそのままデータ処理しようとすると破綻することは目にみえるけれど、そこはまた別の本がカバーすべきとろこかと思った。
それと、Windows+Python2.5でやってみたのだけれど、Pythonのバージョン違いのせいかコマンドラインでエラーがでる箇所があった。このへんはPythonに詳しくないのだけれど、コマンドとエラーメッセージを入れて検索するとだいたい対処方法は見つかる。
他のサイトからAPI経由やスクレイピングでデータを取ってくるときのライブラリ紹介やその利用法も載っているので、Pythonでマッシュアップをやるときにも参考になると思った。当然なんだけど、PHPやPerlにあるようなライブラリに相当するものがPythonにも揃ってるのだな、というのも感じたこと(ほとんどPython使ったこと無いので)。
本文では英語のような「スペースで簡単に単語を切り分けられる言語」を扱うサンプルしか出ていないが、日本語はどうするのかについてはちゃんと巻末で訳者によりサポートされている。
結論としては、面白かった。自分は勉強が足りないな、とも感じた。2周目読む時間を取らなきゃなあ。
[書評に関する注意書き]
- 貰って書いた本についてはその旨記述する
- このブログはサイボウズ・ラボの社員ブログなので、秋元個人に献本いただいても、何でも自由に書けるわけではない。
- もちろん、書評以外の他のブログエントリもそうだが、社員ブログではあってもサイボウズ・ラボ全社やサイボウズ・グループの意見を代弁してるわけではない。
- 献本いただいても必ず読めるわけでも、ご紹介できるわけでもない。読書の速度は遅いので、発売前や発売直後に送っていただいても、ご紹介が半年後になるようなこともある
Pathtraqのブログパーツが新しくなったので貼りかえた
前のものも普通に動いているのだけれど、せっかくデザインが更新されたので新しい方に貼りなおしてみる。
ちなみに今日まで貼ってあった旧ブログパーツはこれ。
パストラックのどのページでも「このランキングのブログパーツを貼ろう!」というリンクが出るので、そこからコードを取得できる。
特定ジャンルの盛り上がってるニュースを貼るという以外にも、自分のサイトを指定して貼ることで自分のブログの人気ページランキングなどを出すこともできる。
2008年10月23日
Amazon EC2のベータが取れ、SLAができ、Windows/SQL Serverも対応した
Amazon Web Services Blogにて、クラウドコンピューティングプラットフォームの雄、Amazon Web Servicesの新機能が発表された。
- Amazon EC2は「ベータ」ではなくなった
- SLA(サービスレベル保証)がついた
- Windowsがベータとして対応になった
- MS SQL Serverがベータとして対応になった
ということ。また、
- インタラクティブなAWS管理コンソール
- ロードバランス、自動スケーリング、クラウドモニタなどの新機能のリリース
が予定されているそうだ。
待望のSLAだが、各Region(といっても今は一個しかない)での99.95%以上の稼働率を保証するとか。
Amazon EC2は僕も個人で使っているので、SLAが決まったのも良いし、予定されている新機能というのも楽ができそうでいい感じだ。
2008年10月22日
MIRAIネットとガジェットの融合
ガジェットに対するユーザ視点の要望を話し合おう、というイベントMIRAIネットとガジェットの融合に行ってきた。
裏話が主催者のブログで書かれていたけれど、あれだけ面白い人を集めてだべらせて、300人集めてtwitter経由で突っ込ませるというイベントをするのはたいへんだろうと思う。
スポンサーによる商品・サービス紹介ももちろんあったのだけど、そこを起点にいろんなアイデアや懐かしいガジェット話(テガッキーとか)が聴けたのもよかった。
セミッターの会場チャットログを見返すと、会場での一体感が蘇ってくる感じ。ウケ狙いやヨタも多いかもしれないけど、新しいガジェットのアイデアを探されてる企画者の人にはぜひ目を通してほしいなあ。
2008年10月21日
Mashup Awards 4 / MA4審査員として参加
サンとリクルートが主催する、ウェブサービスAPIを利用したアプリケーションのコンテストMashup Awards(マッシュアップ・アウォーズ)の第四回表彰式が、日曜に東京駅横のリクルートで行なわれた。
今回、4人の外部審査員の一人として招待いただいた。PHP5でマッシュアップする本を書いた関係でのお声がかりかと。
審査は、先月に受け取っていた参加作品リスト(260個)を元に優秀賞と審査員賞の推薦をしてあった。Yahoo! Japanのコンテストでもそうだったけれど、百個以上のアプリケーションを見るというのはかなりたいへんな作業。しかし独自のアイデアが光るものを見たときにはその辛さも忘れられるほど面白い。
当日は、審査員から選ばれた5つの優秀賞から、最優秀賞を決めるという最終審査に参加した。受賞作一覧はこちらで発表されている。
審査員特別賞
自分の名前のついた賞なんて人生で初めてだ。こそばゆいね。
「秋元裕樹審査員特別賞」は、mimi-kakiというネットアプリを選ばせていただいた。
これは、英文を与えると、リスニングの穴埋めクイズを作ってくれるという学習サイトだ。英語のニュース等をテキストボックスに入れて開始すると、穴あきの文章にした上で音声合成で英文を読み上げてくれる。
英文があれば問題はいくらでも作れるし、自分が好きなジャンルの好きな文章を使って学習ができるので、興味の持続がしやすいのではないかと思った。
実用性もあるし、アプリケーションとして、他ユーザとのネットワークや競争といった面白い仕掛けを入れられる余地もあると思ったので、この先もぜひ頑張ってください。
アプリで使われている、Javascriptからtext-to-speechが呼び出せるというAPIも面白いので、他のマッシュアップもできそうに思う。
懇親会など
Mashup Awardsでは、応募者のコミュニティづくりに非常に力を入れておられるようで、応募期間中にもいろいろなイベントを開催されていたようだ。懇親会も、多数のエンジニア・デザイナによる交流が行なわれていて、非常にいい感じだった。
前回の優勝者も、授賞や賞金がきっかけになったかは知らないが起業されているし、個人やベンチャーの新しいアイデア・作品がコンテスト経由で紹介されて広まっていく、という流れがすばらしいなと感じた。ぜひ第五回、第六回と続いていってほしい。
マイクロソフトのリアルタイム音声検閲特許が成立
ars technicaによると、2004年に申請されていたマイクロソフトの特許がアメリカで成立したという。
その内容はというと、リアルタイムで音声の中から特定の音を見つけ出し、そこを無音化したり、別の音を被せるという技術。つまり「ピー」を自動で入れるソフトウェアである。
# 特定の音を見つける、という技術は、エシュロンとかグレートファイアウォールでやってそうな気もする。まあ当然特許とかには出てこない話だけど。
リアルタイム、ということなので、Fワード等の単語が話し終えられる前に、「ピー」を被せられるということだけど、このへんは、それまで出てきた単語の情報などもあわせて、その話し手が問題のある単語を使いそうかどうか、という確率も加味して閾値を動的に変化させる、というようなことが書いてある。
ars technicaによれば、アメリカの場合、FCC(連邦通信委員会)の規定で、毎日朝6時から夜10時までの間、問題のある表現は「ピー」で置き換えないといけないという法律があるそうだ。そこで、生放送の出演者がうっかり問題のある単語を話さないように、ライブであっても7秒間とかずらした映像・音声を放送し、何かあった場合は監視者が7秒のうちに対策を取るようになっているのだと。
このソフトウェアは、もし額面通り動くなら、そういった生放送が必要な業界や、オンラインゲームの音声チャットでネットワーク越しに相手にひどい言葉を使うユーザへの対策として使われるのではと予想されている。
テキストのウェブでは、だいぶ前から、特定の単語(「死ね」とか)をフィルタする掲示板があったりしたけれど、ネットワークの帯域が広くなって音声がより使われるようになってきたのに合わせて、音声でも同様の技術が必要とされてきたということか。
テキストでも「死ね」→「氏ね」とかの言い換え等で単純フィルタが無意味になったように、音声でも攻撃的な単語の言い換えが増えるかもしれない。
できれば、こういう技術は送信側(テレビ局等)で処理するんじゃなくて、受信側が個別にオンオフできるのが望ましいように思う。誰かが「良くない言葉」を決めて一律に押し付けるのに使われるのではなく、「ピー」を被せるかどうかは受信者が切り替えられて、自分の責任で汚い言葉を聴く自由もある、ということならいいのだけれど。過渡期にはソフトウェアの能力や手間から発信側でのフィルタに使われるのだろう。
2008年10月15日
iVocaのブログパーツを貼ってみる
本日正式公開となった、サイボウズ・ラボの英単語学習ゲームiVoca(詳細はこちら)、ブログパーツも提供されているので、サイドバーに貼ってみたら横幅が大きすぎた。ということでエントリにする。
読みは「アイボキャ」。
4つのチェス盤とイデオロギーに関する英単語
主義主張のある人がチェスをやったらこうなる、というのが4種類。おもしろい。
Republican(共和主義者)がチェスをするなら、そこには王と女王がいない。
Atheist(無神論者)は聖職者を使わないだろう。
Marxist(マルクス主義者)は身分の上下を認めないだろうし、
Desegregated(人種差別撤廃)のためには、バランス良く混ぜないとね。
Desegregatedの話は、アメリカのドラマや素人参加番組等で、出てくるメンバーの中に必ず、非白人のマイノリティを入れたりするようにしているというやつね。人種の多様性を出演者に反映させようというもので、スタートレックとかも毎回そうなってるし、セサミストリートとか、サバイバー等のリアリティー・ショー、新しい方のチャーリーズエンジェルスとかもそう。
[Update] Desegregatedの裏側にある心裡についての面白い考察をちょうど発見。
日本にいるとぜんぜん理解できないが、じつはアメリカ人は「どんな人種でも (とりわけ黒人でも!) 社会でうまくやっていけますよ」という幻想を演出するのが好きだ。
たしかに、そういう面もあるかもなあ。
高圧危険な小便器
こいつはシビレる!
立小便してほしくないのか、してほしいのか。
via Digg
家に「入る」にはEnterベル
ギークのための直感的ドアベル。
香港のデザイナーLi Jianyeさんのデザインアイデア。
2008年10月06日
書評: DESIGN IT! magazine創刊号
献本いただいたもの。
「DESIGN IT! magazine」は、ビジネスを革新し、よりよい社会を実現するために「情報技術(IT)」とITを取り巻く「情報環境」とをデザインしていく、あらたな潮流を作るための媒体、すなわち「デザインからIT を考えるビジネスマガジン」です。
エンタープライズxユーザインタフェース、という切り口のムック雑誌のようだ。
iPhoneのUIを基にして企業情報システムのインタフェースを考える特集とか、ペルソナを使ったユーザビリティ特集など。インタビューはダン・サファー氏とサイボウズ本社の青野社長のインタビューなど4本。
記事の途中で突然ページが真横になったりするのもデザインということかな。僕はデザインもUIもダメダメだけど、こういう雑誌をパラパラみるのは楽しい。
発売から数ヶ月経っているので、記事のうち何本かはオンラインのDESIGN IT!サイトでも公開されているようだ。
[書評に関する注意書き]
- 貰って書いた本についてはその旨記述する
- このブログはサイボウズ・ラボの社員ブログなので、秋元個人に献本いただいても、何でも自由に書けるわけではない。
- もちろん、書評以外の他のブログエントリもそうだが、社員ブログではあってもサイボウズ・ラボ全社やサイボウズ・グループの意見を代弁してるわけではない。
- 献本いただいても必ず読めるわけでも、ご紹介できるわけでもない。読書の速度は遅いので、発売前や発売直後に送っていただいても、ご紹介が半年後になるようなこともある
書評: セカンドライフ 仮想コミュニティがビジネスを創りかえる
献本いただいたもの。
正直、タイトルを見た瞬間は「えー要らないよこの本」と思ったんだけど、この本は「セカンドライフにショールーム作ったらメディアに取り上げられ宣伝費浮いてウハウハ」という、日本でセカンドライフというとよく聞く(聞きあきた)アレとは全然違う内容の本だ。
もう今となっては、タイトルに「セカンドライフ」と入ってる時点で心配になるけれども、でも、この本はセカンドライフの本以外の何物でもない。じゃあセカンドライフの何か、というと、旅行記だ。
セカンドライフの早い時期から内部に入り込み、ユーザの増加とともに発生した様々な事件をリアルタイムで見てきたジャーナリストが、事件の張本人達に取材をして当時の背景を明らかにする、というノンフィクションである。
ちょっと前の過剰宣伝(といっても、運営元がそれをやっていたわけでもない)や、それに対して実際には技術的に落胆させられることが多い(同時に集まれる人数が少ないなど)など、いろいろと問題はあるけれども、セカンドライフという仮想世界がどのような偶然から生まれて、その中で予想もつかなかったどんなことが起こったか、というのを読むと、これが面白いのだ。
たとえば、「セカンドライフでは当たり前のようにアバターが空を飛べるけれど、これも最初の設計にあったわけではなくて、昇るというアニメーションを作るのが面倒だったので開発の手抜きをしたら、空を自由に飛べることが楽しいと好評だった」、みたいなエピソードが満載だ。
それに、膨らみすぎた風船がしぼんでいるという状況はあっても、膨らんだ結果セカンドライフが多くの雑誌のトップを飾ったり、セカンドライフの中の成功者がメディアに取り上げられたり、という現象は確かにあったわけで、どういう偶然が、あるいは準備が、そういった爆発的な人気の広がりを作ったのか、といったところは、今のセカンドライフに批判的な人でも興味を持たざるを得ないところだろう。
ユーザの集団による政治的な戦闘や、現実世界ではハンディキャップを負っている人たちが仮想世界で大きな体験をしたり、統合失調症患者の感覚を再現できる部屋をセカンドライフ内に構築したり、と、面白い話がたくさんあった。
そういった多くの事柄は、非日本語で起こっていたのだろうし、そんなに熱心に情報を追っていなかった僕にとっては、ウェブでもそれほど見ることが無かった情報だ。たぶん、時間があってもそれを自分で見に行ったりとかはしてなかっただろう。そういうエッセンスを本一冊で知れた、という意味では、読んで良かった、と言える。たとえこの後セカンドライフにログインすることは無くても、だ。
[書評に関する注意書き]
- 貰って書いた本についてはその旨記述する
- このブログはサイボウズ・ラボの社員ブログなので、秋元個人に献本いただいても、何でも自由に書けるわけではない。
- もちろん、書評以外の他のブログエントリもそうだが、社員ブログではあってもサイボウズ・ラボ全社やサイボウズ・グループの意見を代弁してるわけではない。
- 献本いただいても必ず読めるわけでも、ご紹介できるわけでもない。読書の速度は遅いので、発売前や発売直後に送っていただいても、ご紹介が半年後になるようなこともある
2008年10月01日
Amazon EC2、年内にWindows Server対応
アマゾンが、仮想サーバ時間貸しウェブサービスEC2が、MS Windowsサーバにも対応するため作業中であることをブログで明かした。
ASP.NETで動いているサイトも多いと思うが、そういうサイトの運営者にはホスト先のオプションが増えたわけで、いいことではないか。リモートデスクトップでアクセスして管理することになる。