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傘を畳むようにコンパクトに畳める自転車/車椅子用タイヤ revolve

ドイツの自動車デザイナー、アンドレア・モセリン氏(Andrea Mocellin)が3年を掛けて開発した新機軸のタイヤ revolve は、26インチのホイールが6分割で折りたたまれると、直径が3分の1にまで縮まるというもの。

モセリン氏は、ニューアトラスの取材に対して、revolve が現在の折り畳み自転車の多くが小径のタイヤを採用せざるを得ないことに対する解決方法であると語っています。

また、畳んだ状態で家の中にあっても美しく見えるのが望ましい、ということで、折りたたんだ状態の revolve はスピーカーやオブジェのようにも見えるデザインとなっています。

タイヤは6つに分かれることから当然エアレスのものになりますが、これの乗り心地はどんなものですかね。

このプロトタイプ revolve は自転車・車椅子の両方に取り付けて実際に使えることをテストしたということ。

今のところはタイヤのみの開発で、動画でもタイヤを一個だけ持って電車に乗るなどしていますが、このタイヤを使うことを前提にした折り畳み自転車や折り畳み車椅子が作られれば、その折りたたまれた時の形やサイズは、これまでの折り畳み自転車とはまったく違うものになるのかもしれません。

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自動洗濯物畳み機 FoldiMate

食器洗い機、全自動洗濯機や掃除ロボットなど、家事の自動化が進んでいますが、洗濯乾燥機から出てきた洗濯物を畳むのは、自動化がまだ実現していない分野でしたよね。

そんな中、発売はまだ先ですが、家庭用の洗濯物たたみ機 FoldiMate が発表されています。

foldimate-size

サイズは71cm x 81cm x 79cm ということで、日本の家屋にすれば悩ましいサイズになりそう。

https://www.youtube.com/watch?v=swNgjX0xHC8

洗濯物折り畳み機の表についているクリップに、シャツを挟み

https://www.youtube.com/watch?v=GL0HaZEjhro

起動すると、一枚ずつ取り込んで内部で畳む、ということのようです

https://www.youtube.com/watch?v=FtJc9OFTXBo

気になるお値段は、予定価格で本体 $700(7万7000円)-$850(9万3500円)、畳む前に皺を取るスチーム機能が$200(2万2000円)-$300(3万3000円) ということです。来年2017年に予約を受けて、2018年の出荷を目指しているということ。

まだ実績が無いので、一枚一分以下の処理速度など売り文句通りに使い物になるかわかりませんが、最初からこの価格であれば、普及すればそれなりに買える価格帯に落ちてきそうです。個人的にはぜひ家に欲しいですね。

cloth-folding-robot

先月末の Retail EXPO 2016 でのCEOのプレゼン動画もありました。

あれ? 動かしてないよね。いきなり折り畳み後の状態になってる。大丈夫なのかな。

参考

日本企業 Seven Dreamers が発表した、業務用と思われる全自動折り畳みロボット Laundroid

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コンパクトになる木製折り畳みテーブル+椅子セット

Think Woodworksの設計による木製の折り畳みテーブルセットの動画がバズっています。

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キューブの蓋がテーブルの土台になります

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内側部分を土台に載せて、

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折り畳まれた部分を展開していくと完成。

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折り畳んだ状態での箱のサイズは50cm x 50cm x 76cm 。展開した時のサイズは 160 cm x 160cm x 91cm

設計図を9.95ドル(990円)でオンライン販売しており、これを買って作ればまったく同じものを入手することができます。とはいえ、それなりの木工の技能が必要でしょうけど。

アウトドア用の折り畳みテーブルセットといえば、日本ではアルミ製やプラスチック製の既製品がホームセンターなどで売られていますね。あちらは折り畳むと細長くなって持ち手が出るような形ですが、適当な製品の折り畳み後のサイズを見たところ、85cm × 39cm × 10cm でした。

体積比だとそれの5.7倍ぐらいなのでものすごくコンパクト、というわけではありませんが、立方体に近い形になること、自分でも作れるところ、車輪がついて引けるところや全部木製というところなどが嬉しい人はいるのかなと。

via Likecool