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Zoombot – ビデオ会議に「分身」を参加させる

多人数のビデオ会議で、自分に関係のない話題が延々と続いてるとき、自分はいなくてもいいんじゃないか? ということは無いですか。自分が必要な議題になるまでとか、名前が呼ばれるまで待機状態になるようなこともあるでしょう。

マット・リードさん(Matt Reed)がエンジニア的に解決しようとしたのは、自分そっくりで自分と同じように応答するボット Zoombot でした。

受け取った音声が条件を満たしていたら、応答するスクリプトのようです。たとえば以下のようなものを仕込んだそう

  • 「元気?」と聴いたら「元気だよ、訊いてくれてありがとう」
  • 「わかった?」と聴いたら「ちょっと聴き取れなかった」
  • 「じゃあね」と聴いたら「今度また。気をつけて」

映像の方は、自分の顔を映した画面を録画してループで回しているだけのようです。こちらも凝るならば会議全体の話題に応じて表情を変えたりとか工夫の余地は多そうです。

マットさんはどれでしょう? 不自然に明るさが違うのはわざとでしょう。本当にボットで騙そうとしているわけではないので。録画された映像も、明らかに変です。

動画で、実際にやりとりしている状態が観られます。自分が呼ばれているわけではないところで突然反応したり、「マット、あなたロボットみたいね」とバレバレだったり。みんな反応を楽しんでいます。

zoombot のソースコードも公開されているので、あなた自身のzoombot を作ることもできます。

マットさんは面白ネタとして作ったと思いますが、この方向性でより精巧なものを作ろうとする人も出てくるかもしれません。

via Awesomer

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ネット対応インターホンが「まったく知らないどこか他人の家の玄関」を映していたというバグ

Doorbell.

Ring 社の Doorbell Pro は、インターネットのクラウドサービスに接続できる玄関用のインターフォンです。

外出先からでも、スマートフォン等で訪問者の様子を確認できる、という機能も販売ページでは強く打ち出されています。

ring-doorbell-pro-remote-access

他にも、カメラに映る玄関前の特定の領域を指定し、そこで動きがあったら警告を受け取れる、など、自宅を守りたいというセキュリティ意識の高いユーザーに好まれそうな機能を持ったIoTガジェットですね。

しかし、このDoorbell Proユーザーの中から、「自分の家のインターフォンに、まったく知らない他の景色が映っている」という声が挙がったというのです。

このユーザーからの相談を受けた
Android Central が、Ring 社に問い合わせをしたところ、Ring社はソフトウェアバグによる間違いが「一部のユーザーで」発生していたことを認めました。

Ring社では、Doorbell Proの一台一台に、ランダムに振った重複しないIDを持たせているそうで、このIDを使ってどこに設置されたDoorbell Proかを判別しています。

しかし、ベータ版の運用に参加していた初期ユーザーの機材については、ベータの時に使ったデータベースで割り振ったランダムIDを持っていたのですが、本番運用に移行した際に、別の新しいランダムIDを与えてしまっていたということ。その結果として、機材が認識している自分のIDと、本番運用のデータベースが知っているIDが一致せず、自宅の玄関を映そうとしたらまったく違うユーザーの玄関が映るという事故が発生していた、と。

「実際に映像の取り違えが起こったのは、一日に処理される400万回のうち、10件にも満たない」とも説明しており、たまたま気づいたユーザーが、Ring社ではなくブログメディアに伝えたためにバグの存在が発覚した、という感じでしょうか。

「家の中が見られたとかならともかく、どこかわからない遠い他人の家の外の景色が見えたことはたいした問題ではないだろう」というコメントもありますが、セキュリティのための商品ですから、ユーザーや製品ファンの中にはがっかりした人もいるのではないでしょうか。

しかし、呼び鈴がなってインターフォンを見たら、まったく知らないどこかで知らない誰かが映っていた、というのは、ちょっとSF的な体験かもしれないなあ、とも思いますね。

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ネットのサービス

Drone Guesser – ドローン映像から撮影地を当てるクイズサイト

Drone Guesser は、ドローンの映像を観て、それが世界のどこかを当てるというwebゲームです。

drone-guesser-top

“Play Now”をクリックすると、どこかのドローン映像がループで表示されます。「ここだ」と思う場所を、右下の地図上で指して、”Make Guess”で回答すると、本当の場所からの距離が表示されます。

回答を5問繰り返すと、合計の点数が表示され、また5問の本当の場所と、あなたが回答した場所が世界地図上で確認できます。

drone-guesser-results

映像に何かその土地に固有の建造物でも建っていればいいのですが、ただの岩肌や植生を見て場所を当てろ、というのはかなり難しいです。しかし、世界中で撮影されたドローンの映像はどれも美しく、カジュアルなゲームとしてはありですね。

Facebook/Google/Twitter アカウントでログインすると、名前つきで記録が残り、優秀な結果であればハイスコア一覧にも載ることができます。

via The Next Web