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Alex – 政治的に正しくない英単語の利用をチェックできるツール

Catch insensitive, inconsiderate writing (心無く、浅はかな文章を捕らえよう) というキャッチで公開されている Alex は、JavaScript/Node.js ベースで書かれた英文チェックツールです。いわゆるポリティカル・コレクトネス(PC)に反する、政治的や社会的に差別や偏見のある単語が使われていないかを見つけてくれます。

ウェブですぐに動作を試せるデモが公開されているので、それを見てみるのが一番早いでしょう。

alexjs-demo

「カメラマン」「チェアマン」みたいな男女差別につながる言葉、”he”とか”she”とかの男女を決め打ちで書いた主語、master/slave など人種差別の時に使われる表現、などを見つけ、赤でハイライトしてくれます。

下部には、「ではどんな単語を使えば問題ないのか」も表示してくれます。

# ワンクリックで全部置き換えるボタンもあっても良さそうなものですが

GitHub 上でソースは公開されていて、修正提案や用語の追加なども受け付けています。

JavaScript のソースをローカルでコマンドラインで動かすこともできるし、Atom や Sublime といった著名なテキストエディタや、gulp からマニュアルファイル等のチェックをするために呼び出すためのインテグレーションコードも紹介されています。

話題になっている Hacker News でも、GitHub の Issues でも、「なぜこれがダメなのか」とか「判定がおかしい」という文句が出ていて、問題の難しさが垣間見えます。

機械的に処理しているのだから誤検出も多く、指摘されたことを全部書き換える必要はない(しするべきでもない)ですが、僕ら非ネイティブからしたら「そんな問題があったのか/気にしてる人がいるのか」という情報を簡単に得られるという点で、英文のメールやリリースを書いたときに通してみる意味はあるように思います。

それが配慮なのか、それとも言葉狩りになってしまっているのか、検出結果を見て判断するのもまた非英語話者にはたいへんなことではありますが。

via Hacker News

関連

ネーミングが外国語で危ない意味になってないか調べられる WordSafety.com

joblint – 英語の求人表現をチェックしてくれるツール

あなたの英語がどの方言かを判定してくれるサイト WhichEnglish

英語を話すときは感情表現を大きく!! とGoogle翻訳さんが言ってます

「お誕生日おめでとう!」をGoogle翻訳で英語にするとこうなります。

google-translation-add-more-exclamation

アメリカ人とかの身振り手振りを大仰なものに感じたりすることもあるかと思いますが、翻訳で感嘆符が増えてしまうとは。

via Japanese exclamation points are twice as strong as English exclamation points. – Imgur

電子コミックであることを生かした「世界は広い」という表現のアイデア

アメリカの人気webショートコミックサイトxkcdの新作Click and Dragは、一見なんてことのない、というかオチが着いてないように見えるコミックですが、実際に触ってみると「世界の広さ」を表現してることがわかります。リンク先でしかけを見つけてみてください。

「話に聞いて、世界というのは悲しいところなんだなと思ってた。そして実際そうだった」

「話に聞いて、世界というのは素晴らしいところなんだなと思ってた。そして実際そうだった」

「ただ、世界がここまで広いものだとは、予期していなかった」

コミック大国の日本では、コマの枠から外にはみ出たり、紙の裏側のページとやりとりしたり、といった様々な表現が、ギャグ漫画などでさんざんやられていますが、オンラインの漫画やブラウザを使った漫画で、アプリやブラウザの機能を使った「紙では再現できない」表現というのもこれからいろいろ出てくるのかもしれませんね。(日本のオンライン漫画で既にやってたらすいません)

このコミックの世界の全体像を知りたい人は、ネタばれになりますがこういうのを作った人がいます。

via The Daily What