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TraffickCam – 誘拐された時のために泊まったホテルの部屋の写真を送信しておくサービス/アプリ

アメリカらしい? 新サービス TraffickCam (human traffick = 人身売買、からか)は、性暴力目的の連れ去りや児童誘拐に対処するためとうたったサービスです。

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アプリやウェブサイトから、自分が泊まっているホテルの名前、部屋番号と一緒に、4枚の写真を撮って送ると、位置情報とあわせて、それらの情報がサーバーに蓄積されていきます。

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実際に誘拐等が発生した際に、当局がこれらの画像と位置情報を使って、連れ去られた人が最後にどこに泊まっていたか、それまでどう宿泊先を移ってきたか、を特定するのに使うのだそうです。

警察の協力でNPOが作ったこのサービス・アプリには、既に150万枚の部屋の写真が蓄積されているということ。数年前に実際に誘拐された被害者を警察が探す際に、このNPOのメンバーがたまたま映像に移っていたホテルがどこかに気づいて誘拐場所を特定できた、という事件があったそうで、それを参考にシステムを考えたということ。

誘拐された人の誘拐前の写真が有ったってどういう状況? とも思いますが、Facebook等で写真を公開したあと行方不明になった、とかですかね。

TraffickCam

カテゴリ: Utilities, Photo & Video
言語: 英語
価格: 無料
バージョン: 1.3

開発者: Exchange Initiative
公開日: 2016-01-22
評価(全バージョン):
(69人のレビュー)
評価(現バージョン):
(42人のレビュー)

スクリーンショット

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広く公開されたソーシャルネットに、位置情報をつけて自分の最新の居場所を発信し続けることは、誘拐などが日常的に起こっている地域では特に、危険なことでしょう。今回のサービスは、同様のことをソーシャル相手ではなく警察等に対して行う、という発想のもので、このサービスや警察が信用できるのであれば、身を守る手段、あるいは全般的に誘拐者に対して心理的に抑制を掛けるという意味、で、意味があるのかもしれません。

正直なところは、ちょっとピンと来ないんですが。この方向で、子供の見守り等がうまくできるサービスがあれば、日本でも需要があるかもしれませんね。

via Fox 2

Googleストリートビューで殺人現場発見!? 警察を巻き込んだ騒ぎに

イギリスのエジンバラ市レイス、ガイルズ通りのストリートビューに映っていた、ツルハシを持った男と、その前に倒れこんでいる赤いツナギの男。

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ストリートビュー上でこの殺人現場に気づいた市民が通報し、警察が真相解明のための調査をしたそうなのですが、被害者のダン・トンプソンさん(56)はピンピンしていて、現場近くの自動車整備工場のマネージャーを勤めているおり、ツルハシの殺人者、ゲイリー・ケールさん(31)もまた、同じ工場で働く同僚のメカニックだということが判明しました。

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2012年の夏に、ストリートビューのための風景を撮影して回るGoogleカーが近づいてくるのを見つけた二人は、何か面白いことをしてやれ、というイタズラ心が沸き、この裏通りで殺人を演出したということのようです。車がやってくるまでのおよそ20秒間のうちに思いついて実行できることはそんなに多くはなく、結果がこの殺人者と死体のマネでした。

そんなイタズラをしたことは二人ともすぐに忘れてしまったようなのですが、数ヵ月後に写真がGoogle地図に反映されると、友人や家族から多数の連絡を貰ったそう。

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そして今回、誰かが警察に通報するまでに至ったと。

グーグルストリートビューに少女の死体が映っている、という騒ぎが以前にもあったのですが、こちらもイギリスでしたね。イギリス的なユーモアの表れは死んだフリなんでしょうか…

事件を紹介したBuzzfeedのコメント欄にあったやりとりがまた良かった。

ちょっと待ってよ。人が倒れて、死んでるか大怪我してるかという時に、Googleカーのドライバーは何してたんだ? 心ある人間なら車を停めて問題がないかどうか確認するものだろう?

ドライバーなんていないわよ。コンピューターの自動運転だから!

via Police solve 'axe murder' captured on Google Street View in Edinburgh – Weird News – News – The Independent via Buzfeed

自転車泥棒に盗ませるGPSつき「餌バイク」が配備中 – サンフランシスコ

「おとり捜査」とか「司法取引」とか、アメリカの犯罪捜査って文化の違いを感じますね。アメリカでは自転車泥棒へのおとり捜査が各地で始まっているそうです。

ニューヨークタイムズによると、サンフランシスコ市では、急増する自転車人口にあわせて、自転車泥棒を捕まえるためのオトリ捜査を展開しているのだとか。

自転車泥棒を防ぐサンフランシスコ警察署の公式ツイッターアカウント@SFPDBikeTheft では、盗まれた自転車の写真を掲示しての情報提供呼びかけをしてる市民のツイートをリツイートしたり、

より確実なロックの掛け方や道具紹介などの啓蒙活動などもしていますが、

同時に、監視カメラに映った自転車泥棒の写真とかを公開したりもしていて、

これも日本じゃやらないだろうなあと。

「この自転車、オトリ自転車かもよ?」というステッカーも配っているようです。オトリ捜査をやっていることを潜在的な犯人に知らせるのも、盗難件数を減らすためのよい方法でしょうね。

担当の警察官がニューヨークタイムズに取材されている動画はこちら。オトリ自転車を持ち去ろうとした犯人をその場で取り押さえる様子が映っています。(1:25頃)

これらのオトリ自転車などの費用には、市から$75000(825万円) の予算が与えられているそうです。サンフランシスコ市が最初に始めたわけではなく、アメリカの複数の市や大学でこういった捜査が実施されているのだとか。2008年から取り組んでいるウィスコンシン大学では、オトリ捜査とソーシャルメディアの組み合わせで、自転車窃盗の被害報告が40%減少したという数字もあります。

いずれの場合にしても、GPSとソーシャルメディアという二つの技術が、安くなってり誰でも使えたりするようになったことが、このオトリ捜査を生み出したのは間違いないようです。

どこの国でも自転車泥棒はダメですが、アメリカで気軽にそのへんの自転車を盗んで乗り回すと、即見つかって逮捕されたりするかもしれないですね。日本でオトリ捜査はやらないと思いますが、安く・小さくなったGPSをモノにつけることで、これまで思いもしなかったことができる、というのは他にもいろいろ出てきそうです。

via San Francisco is baiting thieves with GPS-ready bikes | The Verge