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Secret Rickroll – 「リックロール」偽装URLを作るwebサービス

Secret Rickroll は、Rickroll とわかりにくいURLで Rickroll を見せるための単機能サービスです。

リックロール (Rickroll) とは、リック・アストリーの1987年の楽曲「ギヴ・ユー・アップ」のミュージック・ビデオへの釣りリンクをクリックし、この動画を観て感銘を受けることをいう。

リックロール – Wikipedia

Wikipedia の説明までなんかおかしくなってますが(そのうち直されそう)、2007-2008年頃から爆発的に流行してインターネット・ミームとなったRickroll、落ち着きつつも今でも油断すると連れていかれる息の長いミームです。

ジェネレータ上で、ニセのタイトルやページの説明、プレビュー画像やページ名などを入力すると、OGPでそれらを表示しつつ、実際には Rickroll を流すページを生成してくれます。

一つ作ってみたサンプルのURLがこれ。

https://www.tomorrowtides.com/how-to-say-hello-in-japan.html

チャットなどプレビューができる場所で投稿すると、こんな風にまったく関係のない別のページへのリンクに見えます。

生成されたURLのドメインが作るたびに違うものが出てくるので、ドメイン名から簡単に身破られないようにもなっていますね。ドメインをいくつ使ってるかわかりませんがぜったいRickrollさせるぞ、という執念を感じます。

作られたページは、72時間後には消えるそうです。

サイトのソースコードもGitHubで公開されています。類似の釣りページ作成サービスを作れますね。

via reddit

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ネットのサービス

Hacker News のリンクに “1” をつけることでOGPやTwitter Card を良さげにする転送サービス

statico/ycombinator1.com は、英語圏の有名IT掲示板 Hacker News の URL に対し、SNS で共有した際に表示されるプレビュー情報を拡張する、という単機能のサービスです。

Hacker News 掲示版の各スレッドの URL は “news.ycombinator.com” というドメインで提供されていますが、”news.ycombinator1.com” と1を追加すると、Hacker News の運営とはまったく関係ないこの方のサービスにつながります。そこで行われることはというと

  • OGP や Twitter Card などプレビューで使われる情報を増やした html を返す
  • 訪問者が一般のブラウザなら、オリジナルの Hackre News のスレッドへ転送する

リンクを見に行った人間のユーザーは、これまで通りの Hacker News に行けますが、twitter や Facebook などのSNS、Slack や Skype などのメッセンジャーなどでリンクを貼られた際は、拡張されたプレビューが表示される、というわけです。

ツイッターで、オリジナルのURLを貼った場合にはプレビューは出ませんが、1つきのURLにすると記事のタイトル、votes や comments の数などの情報が出ます。

Slack でも同様。1をつけてURLを貼ると、チャット相手はリンクを開かなくても少し詳しい情報を得ることができます。

この転送サービスがどの記事を転送するのに使われたか、という記録が残るプライバシーの問題、このサービスが転送先やプレビューで表示する情報を書き換えるセキュリティの問題、など、気になる人はいるかと思います。

これに関してはソースコードが公開されているので、自分で別のドメインにホストしてしまえば良いし、プレビューで付加する内容も自分の好みに書き換えたり、他の掲示板やニュースサイトに対して同様の変換をさせることもできますね。

via Hacker News

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ツール

GitHub Pages で static な短縮URLサイト作成

nelsontky/gh-pages-url-shortener は、GitHub の静的ファイル公開機能 GitHub Pages を使った、短縮URLホスティングです。

clone して自分でもホストしてみました。s.akimoto.jp の DNS が GitHub Pages を指すように設定します。

https://s.akimoto.jp/ (説明用の index.html が開きます)

そして、GitHub issues にタイトルがURLになる issue を投げる

と、 issue 番号⇒URL の転送が実施されます。

https://s.akimoto.jp/1 ( issue のタイトルに書いた別のアドレスへ転送されます)

その動作原理

  1. CNAME で gh-pages ブランチを指させる
  2. (短縮URLのパス)すべては 404.html に渡される
  3. GitHub issues から JSON API でURL転換情報を JavaScript が取得し、(それに従って)転送
  4. 役に立つ?

ということ。なるほど。GitHub issues を、転送用の lookup table として使っているわけですね。この後転送したい短縮URLを増やすのは、issue を発行すればよいということです。更新や削除も同様。面白い事考えるなあ。

# GitHub API の公開アクセスには60回/時間の制限が掛かっているので、実用的には使えないでしょう。

via Hacker News